小顔ローラーは本当に効果があるのか?むくみ解消は?選ぶときのポイントと正しい使い方

小顔ローラーは本当に効果があるのか?

簡単に小顔を目指せると女性に人気の小顔ローラー。マッサージするだけで顔が引き上がって見えるので、小顔になりたい人や美顔になりたい人に選ばれています。

しかし、小顔ローラーは本当に効果があるのか、むくみにも効くのか気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、小顔ローラーの効果や、選ぶときのポイントと正しい使い方などを解説します。

目次

小顔ローラーは本当に効果があるのか

小顔ローラーでマッサージすることで、筋肉をほぐす、血行を促進するなど様々な効果があります。

参考:顔のマッサージにより皮膚血流量が増加|東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院

リフトアップ効果がある

小顔ローラーはリフトアップ効果が期待できるとされています。ローラーが転がることで顔の血流が促進され、むくみを解消し、顎部分やフェイスラインが引き上がって見えるため、リフトアップにつながるのです。

また、小顔ローラーでマッサージすることで顔の筋緊張が緩み、表情が柔らかく、若々しい印象になります。リフトアップ効果を持続的に得るには、継続した使用が必要です。

肌の引き締まり感がある

肌を引き締めるために小顔ローラーを使用する場合も多いです。小顔ローラーで肌を軽くマッサージすることで、血行が良くなり、肌の弾力が向上します。

ただし、即効性があるわけではなく、定期的な使用と合わせて引き締め効果のあるスキンケアアイテムを使うとより相乗効果が期待できるのでおすすめです。

美肌効果が期待できる 

小顔ローラーには、美肌効果も期待できます。ローラーでのマッサージにより得られる美肌に対する最大のメリットは、血行が促進され、肌の生まれ変わりをサポートしてくれることです。

肌の新陳代謝が上がると、スキンケア時の化粧水や美容液の浸透を高め、肌の透明感やツヤが増し、乾燥やくすみが軽減されるとされています。

さらなる美肌を目指すなら、美容効果の高い美顔器を併用すると美肌の相乗効果が得られます。

表情筋のコリを解消できる 

小顔ローラーは、表情筋のコリを解消するのに役立ちます。

表情筋のコリは普段なかなか自覚しにくいですが、蓄積することで以下のようなデメリットがあります。

  • 表情が硬くなる
  • むくみやすい
  • 疲れやすくなる
  • 目が小さく見える

小顔ローラーでマッサージをするだけで、顔の筋肉がほぐされ、緊張が和らぎます。結果として、表情が柔らかくなり、リラックス効果も得られるでしょう。

心地よさやスッキリ感を得られる

小顔ローラーでマッサージすることによって、顔の疲れやストレスが和らぎ、リフレッシュ感が得られます。

気づかないうちに溜まっている顔のコリをほぐして疲れにアプローチできるため、心地よさやスッキリ感を得られる効果を感じる人が多いです。

血行が促進され老廃物が排出されやすくなるので、時間をかけて丁寧にローリングしてみましょう。

小顔ローラーは効果がないといわれる理由

手軽に使える小顔ローラーですが、一部では効果がないといわれています。小顔ローラーの効果は医学的に証明されている根拠が少なく、効果がないと思われてしまいがちです。

ここからは、小顔ローラーの効果がないといわれる理由を詳しく解説していきます。

医学的根拠に乏しく一時的な効果

小顔ローラーの効果については、科学的な研究を行った結果、血流の促進があると発表されています。

しかし、マッサージ後10分間の計測結果であることから、効果が一時的であるとされているようです。

むくみ軽減やリフトアップ効果は、マッサージ直後のものであり、長期的な変化を期待するには根本的な歪みを解消できる小顔矯正などの施術との併用が良いでしょう。

肌にシワやたるみが生じるリスク

小顔ローラーの使い方や力加減によっては肌にシワやたるみが生じるリスクがあります。間違った使い方をすると皮膚に負担をかけ、肌を傷めてしまう可能性が高くなります。

肌を傷めてしまうことで、シワやたるみが生じるだけでなく、肌を守る力が低下するので、紫外線に当たるとシミができやすくなってしまいます。

小顔にしたいからと力を入れすぎるなど無理な力での使用は避け、正しい方法で小顔ローラーを使うと良いでしょう。

小顔ローラーの種類と素材

小顔ローラーには様々な種類や素材があり、どれを選べば良いのか迷ってしまう方も少なくありません。

ここでは、小顔ローラーの種類や素材について解説し、自分に合ったアイテムを選ぶためのポイントを紹介します。

形状の種類

小顔ローラーには様々な種類の形状があり、効果や特徴もそれぞれ異なります。一般的には、シリンダー型やV字型などがあり、顔の部位によって使い分けられます。

シリンダー型は顔全体的に使いたい場合などの広範囲に使いやすく、V字型は顎のラインなど細部のマッサージに最適です。

それぞれの形状には、使いやすさや効果に違いがあるため、使う箇所や自分に合ったものを試してから選びましょう。

ヘッド部分の素材

ヘッド部分には、プラスチック・金属・天然石など様々な素材があります。

プラスチック製は軽量で扱いやすく、金属製は耐久性が高く一度購入すると長持ちしやすいです。

ローズクォーツやテラヘルツなどの天然石製は、特有の肌触りとひんやりとした冷感で、暑い時期やお風呂上りに心地よく使うことができます。

素材によって使用感や効果が異なるため、自分の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

小顔ローラーを選ぶときのポイントと注意点

小顔ローラーを選ぶときには、以下のポイントと注意点に気を付けて選択すると自分に合った小顔ローラーが見つかりやすくなるでしょう。

正円で間隔が狭いとスッキリ感を得やすい

小顔ローラーのヘッドが正円で間隔が狭いものは、顎のラインや頬など顔の細かい部分にアプローチしやすく、筋肉がほぐしやすいのでスッキリ感を得やすいです。

また、狭い間隔でローラーに配置されていると、より効果的にマッサージが行えるので、顔のむくみや筋肉の緊張を軽減しやすくなります。

簡単に扱いやすいので小顔ローラー初心者にもおすすめです。

軽くて持ち手が細いと疲れにくい

小顔ローラーを選ぶ際、軽量で持ち手が細いものは扱いやすく、適度に圧をかけて使用しても疲れにくいです。

重いものや、持ち手が太い形状の小顔ローラーだと手首や腕に負担がかかり、筋肉を痛めてしまったり、使い続けるのが苦痛になってしまいます。

自分の手にフィットし、楽に操作できるものを選びましょう。

肌が弱い人は素材に注意する

肌が敏感な方は、ローラーの素材にも注意が必要です。

プラスチックや金属はアレルギーや肌に刺激を与えることがあるため、価格は少し張りますが、ローズクォーツやテラヘルツなど、天然の肌に優しい素材を選ぶと良いでしょう。

アレルギーがある場合には、該当素材以外のものを選ぶことが大事です。また、小顔ローラーを使う前に肌の反応を試し、問題があれば使用を控えましょう。

小顔ローラーの効果を引き出す正しい使い方

小顔ローラーを正しく使用することで効果を最大限に引き出せます。

また、小顔ローラーの使用で起こりやすいデメリットのリスク軽減にもなるので、正しい使い方を習得しましょう。

使用するときは肌を保湿する

小顔ローラーを使用する際は、必ず肌を保湿してからマッサージを行いましょう。皮膚が乾燥した状態で使用すると、摩擦が増え、負担をかけてしまう原因となります。

入浴後に使用する場合には、普段のスキンケアの中でも保湿クリームや美容液を多めに塗ることで、滑りが良くなり、小顔ローラーの効果が高まります。

入浴時に使いたい場合には、顔用のマッサージオイルや油分を含む乳液などを塗ってから使用すると負担をかけにくいです。

使用する時期によっても異なりますが、乾燥しやすい季節は丁寧に保湿をしてからマッサージを行ってください。

強い圧は肌へのダメージが大きい

マッサージする際は、強い圧力をかけないようにしましょう。過度な力で使用すると、肌を傷つけたり、炎症を引き起こしてしまう可能性があるため避けてください。

小顔にしたいからと無理に強い力でマッサージをしてしまうと、アザができたり、痛みがでたりして本末転倒になります。

1回の強い圧よりも、継続的に軽い圧でマッサージを行うほうが効果的です。軽い圧で肌を痛めないよう優しくマッサージすることで、小顔ローラーを効果的に使用できます。

長時間の使用は避ける

小顔ローラーは、顔の血行を促進し、むくみを解消するための便利なアイテムですが、長時間の使用は避けましょう。

過度な使用は皮膚に負担をかけ、赤みや炎症を引き起こす可能性があります。さらに、1日に何度も使用すると、筋肉を過度に刺激してしまうため、逆に顔のたるみを招いてしまう原因にも。

適切な使用時間を守り、肌への負担を最小限に抑えることで、美容効果を最大限に引き出すことができます。小顔ローラーの使用時間は5分以内に留めるよう心がけてください。

小顔ローラーを往復させない

小顔ローラーを使用する際は、往復させずに一方向に動かすことが肌のために良いとされています。

往復させると、両方向から皮膚を引っ張ってしまうことと、摩擦が起こるため、年齢による肌のたるみやシワ、シミを新たに引き起こし、エイジングサインを悪化させる可能性が高いです。

上から下、または外から内へと、一方向にローラーを動かすことで、効果を引き出しながらマッサージできます。

小顔ローラーは清潔を保つ

ローラー部分に汚れや細菌が残ると、菌が繁殖してニキビや吹き出物などの肌トラブルを引き起こす可能性があります。

使用後の小顔ローラーは洗浄して乾燥させるなど、常に清潔な状態を保ちましょう。

Y型は角度にも気をつける

Y型の小顔ローラーは、適切な角度でローラーを当てることで、顔の輪郭に沿ってフィットしやすく、効果的にマッサージできる形状ですが、使用時には角度に気をつけることが重要です。

無理な角度でY型の小顔ローラーを使用すると、肌が引っ張られ、摩擦が起こるため肌に負担や筋肉に負担をかける恐れがあります。

ローラーを使う際は、顔のラインに沿って、優しく角度をつけすぎないように滑らせるよう心がけましょう。

小顔ローラーの効果がないと感じるときの対処法

適切に小顔ローラーでマッサージを行っても、効果がないと感じることもあります。

正しい使い方で小顔ローラーを使用しているのであれば、原因が他にあるので生活習慣から見直してみましょう。

健康的な食事を心がける

小顔ローラーの効果を感じられない場合、健康的な食事を見直すことがとても重要です。

塩分や糖分の多い食事はリンパや血液などが滞ることでむくみやすく、顔の輪郭にも影響を与えます。

特に外食が続く、ファーストフードが多いなどの食事習慣があると小顔ローラーの効果を感じられなくなるので、栄養のバランスが取れた、塩分や糖分を摂取しすぎない食事を心がけてみてください。

塩分や糖分を摂取しすぎない健康的な食事は、体内の水分バランスが整い、小顔ローラーの効果を活かせます。

適度な運動習慣を身につける

運動習慣がないと、小顔ローラーを使用しても効果を感じられなくなることがあります。

適度な運動を日常生活で取り入れることは、血行が良くなり、顔のむくみやたるみが軽減されるためとても大切です。

運動により代謝が促進され、むくみの解消や全体的な体調が改善されるので、その後に使用する小顔ローラーの効果を最大限に引き出します。

1日5分でも良いので、定期的な運動習慣を身につけることが効果的です。

小顔矯正を受ける 

元々、顔のむくみなどは一時的なもので、根本は歪みからきています。

歪みを解消することで、リンパや血液などの体液が流れやすくなり、むくみを発生させない小顔を作ることができるため、小顔ローラーだけでは効果を感じにくい場合、小顔矯正を受けることも一つの対策です。

専門的な施術により、顔の筋肉やリンパの流れを改善し、より効果的に小顔を目指すことができます。プロのアドバイスを受けることで、より短い期間で小顔や美顔を目指せる可能性もあるのでおすすめです。

まとめ

小顔ローラーは、血行促進や筋肉のほぐしによってリフトアップや美肌効果が期待できます。

ローラーの使用により顔のむくみを軽減し、肌の弾力が向上することもありますが、医学的な証拠は限られ、一時的な効果とされていることも事実です。

効果が感じられない場合は、食事の見直しや適度な運動、さらには専門の小顔矯正を受けることで、より良い結果が得られるでしょう。

小顔整顔専門サロン AGO TOKYO SALON」では、可動性のある顎関節に働きかけることで、左右のバランスを調整し歪みを整えます。骨格の歪みを正すことでむくみを解消できるので、安定的に小顔や美顔を目指せます。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「小顔整顔専門サロン AGO TOKYO SALON」代表。オールハンドで美容整形級の変化をもたらすAGOメソッド®を開発。女性の経済的、時間的自由を実現するセラピストスクールは380名以上が受講。

目次