顎を引くと顔が変わる理由|小顔効果は?ラインがシュッとする正しい顎の引き方

顎を引くと顔が変わる理由

顔の印象を大きく左右するポイントの一つが「顎」です。顎の位置や形は、顔全体のバランスやフェイスラインを決定づける重要な要素です。

正しく顎を引くことで、顔のラインがシャープになり、小顔効果が得られることをご存知でしょうか。

今回の記事では、顎を引くことで顔が変化する理由や正しい顎の引き方について詳しく解説します。

目次

顎を引くと顔が変わる理由

顎を引くとフェイスラインの印象が変わります。まずはその理由を見ていきましょう。

顎下のたるみが解消される

たるみは加齢や姿勢の悪さによって生じやすく、見た目年齢を左右する要素です。顎を引くことで、皮膚や筋肉が引っ張られ、顎下のたるみが自然に引き締まります。

日常的に意識して顎を引くことで、若々しい顔立ちを保つことが可能です。

顎下のたるみを改善するためのフェイストレーニングもおすすめです。特に効果的なのが顎二腹筋エクササイズです。

手順は次の通りです。

  1. 背筋をまっすぐ伸ばし、ゆっくりと天井を見上げる
  2. 大きく口を開け、口角に力を入れて5秒間キープする
  3. 上を向いたままゆっくりと口を閉じる
  4. ゆっくりと自然な姿勢に戻る

上記のステップを3回繰り返すのが理想的です。

顎のずれが緩和される

顎のずれや歪みは、顔のバランスを崩し、見た目に影響を与えます。

顎を引くと顎が自然な位置に戻り、左右対称のバランスが取れた顔立ちに近づきます。これにより、顎関節の負担も軽減され、痛みや不快感が緩和される効果も期待できるのです。

また、顎の歪みや二重顎が気になる方は、美容サロンや整体で小顔矯正を受けるのもおすすめです。骨格を土台から整えられるため、定期的に通うことで改善が期待できます。

小顔効果を得られる

顎を引くことで、顔全体のラインがシャープになり、小顔効果が期待できます。

特に、顎先が引き締まり、顔の縦の長さが短く見え、横幅もスリムに見えるようになります。これにより、全体的に引き締まった印象となり、洗練された顔立ちを演出できます。

また、猫背などの悪い姿勢が続くと、顎が前に突き出た状態になり、頭の重さをほぼ首だけで支えることになります。

頭の重さは女性でも5kg以上と言われており、猫背の状態では首に大きな負担がかかることが知られています。

これらの理由から、猫背の状態が続くと、首のこりやリンパの詰まりが生じ、フェイスラインの歪みやたるみ、むくみを引き起こし、余分な脂肪がつきやすくなるのです。

他にもある顎を引くメリット

顎を引くことには、顔の印象を変える以外にも多くのメリットがあります。

ここでは、顎を引くことが健康や姿勢にどのような影響を与えるのかを説明します。

正しい姿勢を維持しやすくなる

顎を引くと背筋が伸び、正しい姿勢が維持しやすくなります。一方で、適切な姿勢がキープできていない場合は骨盤が歪みやすい傾向にあります。

骨盤の歪みは後頭骨の動きにも影響し、首や顎の筋肉に緊張を与えます。その結果、顔全体の筋肉も硬くなってしまい、顔のむくみやエラが張ったように見えてしまうこともあります。

顎を引くと正しい姿勢を維持しやすくなりますが、姿勢の悪さは顎に影響を与えます。顎と姿勢は相互に関係しあっていると言えるでしょう。

また、正しい姿勢は深い呼吸にもつながり、体が楽になるとも言われています。

首のこりや硬さが改善される

顎を引くことで、首周りの筋肉が正しい位置に戻り、血流が改善されます。これにより、首のこりや硬さが和らぎ、長時間のデスクワークやスマホの使用による疲労感を軽減できます。

普段から長時間パソコンやスマホを使う方は、首が前に出ている姿勢になりやすいです。これはストレートネックと呼ばれます。

なお、ストレートネックが常態化すると、首のこりだけではなく、頭痛も誘発します。首のこりや疲労感に悩んでいる方は、日常生活において顎を引く意識を持っておくと良いでしょう。

二重顎にならない正しい顎の引き方

二重顎になることを懸念して、顎を引くのをためらう人もいるでしょう。

しかし、ポイントを押さえれば、二重顎にならず顎を引くことは可能です。ここでは正しい顎の引き方を紹介します。

胸に顎先を近づけない

顎を引く際に、顎先を胸に近づけてしまうと、首のシワや二重顎ができやすくなります。

顎を引くときは、顔をまっすぐ前に保ち、顎先が胸に触れないように意識しましょう。これにより、正しいラインをキープしながら顎を引くことができます。

顎を引くという動作は、うつむいたり下を向いたりすることではないことを覚えておきましょう。

顔全体を後ろ上方に引っ張られるように上げる

顎を引くときは、顔全体が後ろ上方に引っ張られるようなイメージで行いましょう。顔全体をイメージして行うと、顔のラインが自然に引き締まり、二重顎を防げます。

また、この姿勢は首や肩の緊張緩和にも効果があると言われています。

無理な力を入れない

顎を引くときに無理に力を入れると、逆効果となることがあります。自然な力で顎を引き、首や肩に余計な負担をかけないようにしましょう。

リラックスした状態で行うと、長時間顎を引いた状態がキープでき、二重顎を防げます。

顎や顔が前に出る原因

顎や顔が前に出てしまうことは、見た目だけではなく健康にも影響を与えることがあります。

顎や顔が前に出てしまう原因について詳しく見ていきましょう。

スマホ使用時の姿勢の悪さ

スマートフォンを長時間使用する際、多くの人は頭を前に突き出し、顎を突き出す姿勢を取っています。

この姿勢が常態化すると、首や肩に負担がかかり、顎や顔が前に出やすくなります。日常的にスマホを使う時間が増えている現代では、特に注意が必要です。

長時間のデスクワーク

デスクワークが多い現代社会では、長時間同じ姿勢でパソコンに向かうことが顎や顔の前突の原因となります。

デスクワーク時に前かがみの姿勢を続けることで、顎が前に出やすくなります。適切な姿勢を意識することが重要です。

合わない寝具の使用

寝具も、顎や顔の位置に影響を与えます。特に枕の高さや硬さが合わないと、首や顎に負担がかかり、朝起きたときに顔が前に出ていると感じることがあります。自分に合った寝具を選びましょう。

顎の歪みが改善できる方法は?

顎の歪みを改善するための、効果的な方法を説明します。

顔と顎の骨格矯正

顔と顎の骨格矯正は、専門の施術によって顎の歪みを改善する方法です。顔の骨格や筋肉にアプローチすることで、骨格を正しい位置に整え、筋肉のこりをほぐします。

筋肉のこりがほぐれリンパの流れが改善されると、首に溜まった老廃物が排出されます。骨格矯正のこのような作用により二重顎の改善が期待できるのです。

小顔整顔専門サロン AGO TOKYO SALON」では、「押す」「揉む」「叩く」といった施術は余計に歪みを引き起こすリスクがあると考えています。そのため呼吸に合わせて優しく骨の配置を正していきます。また骨格の歪みを根本から整え、一時的ではない効果の持続性も得られるように施術を行います。

歯列矯正

歯列矯正も顎の歪み改善に有効です。歯並びを整えることで、かみ合わせが良くなり、顎の位置が自然と正しい位置に戻ります。

矯正器具を用いる方法が一般的で矯正期間には個人差がありますが、歪みの改善が期待できます。

セルフマッサージ

セルフマッサージは、自宅で簡単にできる顎の歪み改善法です。顎周りの筋肉をほぐし、血流を良くすることで、筋肉の緊張を緩和します。

以下が自分で簡単にできるマッサージの方法です。

  1. 親指の側面を小鼻の横に当て、「ハ」の形になるように指を置く
  2. その位置から筋肉を持ち上げて、ゆっくりと上下(斜め)に動かす
  3. 頬骨の下に親指の側面を置き、筋肉を持ち上げる
  4. 圧をかけた状態で、左右に動かす
  5. 右手の親指以外の4本の指を右頬の筋肉にしっかり当てて持ち上げる
  6. 圧をかけたまま、こめかみに向かって引き上げる
  7. 左側も同じ方法で行う

ぜひ、毎日の習慣として取り入れてみましょう。

顎を引くことに関するよくある質問

顎を引くことについて、よくある質問とその回答を以下にまとめました。

顎を引くことのデメリットはある?

顎を引きすぎることの最大のデメリットは、気道が狭くなってしまうことです。

顎を過度に引くと、下顎が後方に移動し、舌根が気道に近づきます。これにより、気道が圧迫されて狭くなり、呼吸がしづらくなってしまうのです。

ほかにも、過度に顎を引いた姿勢は、首や肩周りの筋肉に余計な緊張をもたらします。首や肩周りの筋肉の緊張が首や肩の痛み、頭痛、姿勢の悪化などを引き起こすこともあります。

顎を引くと二重顎になるのはなぜ?

顎を引くときに、顔を下に向けてしまうと、二重顎ができやすくなります。この現象が起こるのは、顔に余分なぜい肉がついているからです。

太っていない方であっても、ストレートネックによって背骨や首の正しいカーブが損なわれると、顔に余分なぜい肉がつくことがあります。

くわえて、ストレートネックの方は上顎は前へ、下顎は後ろに引っ張られ、本来は上顎にくっついているべき舌先が、下へと落ち込みがちになります。

ストレートネックによる下顎と舌を支える舌骨筋の衰えが、 フェイスラインのたるみの原因にもなるのです。

二重顎の原因は肥満だけではありません。ストレートネックにならないように注意することも、二重顎を防止するためには大切なことです。

顎を上げる癖の直し方はある?

顎を上げる癖を直すためには、日常生活での姿勢を意識することが大切です。スマートフォンやパソコンを使用する際の姿勢や、椅子に座るときの姿勢を見直しましょう。

また、鏡を見ながら正しい顎の位置を確認し、正しい姿勢への意識づけをすることも有効です。

ほかにも、壁に背中を付けて立ち、顎を引きながら軽く胸を張る方法もあります。このとき、後頭部、肩甲骨、お尻、かかとを壁に付け、腰の後ろに手のひらがギリギリ入るくらいの隙間があるのが理想的な姿勢です。

まとめ

正しい姿勢で顎を引けば、二重顎を懸念することなく顔のラインをシャープにする効果が得られます。さらに、姿勢の改善や健康面でも多くの効果が期待できるため、日々の生活に意識して取り入れてみてください。

しかし、自己流で行うと効果が出にくかったり、逆に不自然なフェイスラインになってしまうことがあります。

顎やフェイスラインの改善には、小顔矯正サロンでの施術が特におすすめです。専門の技術と知識を持つ施術者が個々の顔の特徴や問題点を正確に把握し、最適な方法で矯正を行います。

高い効果が期待でき、短期間で理想的なフェイスラインを手に入れられるでしょう。

また、サロンでは姿勢改善や健康維持にも配慮したアドバイスや施術が提供されるため、全体のバランスを整えながら美しい小顔を実現できます。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「小顔整顔専門サロン AGO TOKYO SALON」代表。オールハンドで美容整形級の変化をもたらすAGOメソッド®を開発。女性の経済的、時間的自由を実現するセラピストスクールは380名以上が受講。

目次