歯列矯正は何歳までできる?年齢制限は?大人の矯正治療のメリットと注意点

歯列矯正は何歳までできる?

「歯並びや噛み合わせが気になるけれど、この年齢で治療するのは難しいかな」

このように、年齢を気にして歯列矯正を諦めてしまう人もいるでしょう。しかし、歯列矯正をするうえで、年齢は関係ありません。

大人の歯列矯正は、口腔内や見た目の問題を解決するだけでなく、全身の健康につながるメリットもあります。

この記事では、歯列矯正の年齢制限、および大人の歯列矯正のメリットや注意点について詳しく解説します。

目次

大人は何歳まで歯列矯正できる?

歯列矯正には、年齢制限はありません。小児から高齢者まで治療を受けられますが、治療を受けるためには、いくつかの条件をクリアする必要があります。

明確な年齢制限はない

歯は年齢に関係なく、力を加え続けることで移動させることが可能です。そのため、矯正治療に年齢制限はなく、歯や歯周組織が健康であれば、何歳からでも治療を受けられます。

ただし、矯正治療は、歯を支える歯槽骨の代謝を利用して歯を動かす治療です。年齢が高くなるほど骨密度や代謝は低下するため、矯正期間は長引く可能性も否定できません。

矯正治療における歯の動きやすさは、年齢や新陳代謝だけでなく、歯や顎の骨の状態、生活習慣など、患者が持つさまざまな要素により左右されます。

年齢によって治療に踏み切れない人は、まずはカウンセリングを受け、歯科医師に相談するとよいでしょう。

歯や歯茎の健康状態が重要

歯列矯正には年齢制限はありませんが、年齢が高くなるほど、虫歯や歯周病の発症リスクは高くなります。

50代くらいになると、虫歯ですでに歯を失っていたり、歯周病で歯槽骨が溶けていたり、歯や歯周組織の健康状態に問題があるケースも少なくありません。

虫歯や歯周病がある場合は、矯正治療で整えた歯並びが元の状態に戻る「後戻り」を引き起こすリスクが高いため、矯正治療の前に優先して治療する必要があります。

また、すでに歯を失っている場合は、空いているスペースを利用したり、インプラント治療を併用したりするなど、患者の症状に合わせて矯正治療が受けられます。

顎の骨の状態

顎の大きさは、歯並びや噛み合わせに大きく影響します。顎が小さい場合は、歯を並べるスペースが十分に確保できず、歯並びが悪くなりやすいです。

すでに顎の骨の成長を終えている大人の場合、顎の成長を利用した治療はできず、歯を動かすことでしか治療が行えません。

骨格に問題がある場合は、矯正治療で歯並びを整えても後戻りの可能性が高く、顎周りの骨格矯正や外科的手術の併用が必要になることもあります。

以下の記事では、矯正治療での後戻りの原因や予防策と日常生活の改善ポイントについて解説していますので、参考にしてください。

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一方、成長期の子どもは、顎の骨が成長段階にあるため、顎の大きさと歯のバランスを考慮しながら治療を進めることが可能です。

この時期に治療を行うことで、治療効果が高まり、顎の骨の成長が終わる20歳ごろまでに治療を完了すれば後戻りのリスクは低いでしょう。

歯科医師の指示を守れるかどうか

矯正治療では、歯をうごかすための装置を装着しますが、装着時間と使用期間を守ることが重要です。

矯正治療の方法は、主に以下の2種類に分かれます。

  • ワイヤー矯正(固定式):自分で装置の取り外しができない
  • マウスピース矯正(着脱式):自分で装着の取り外しができる

マウスピース矯正は、食事や歯磨きの際に装置を外すため、装着忘れ、破損、紛失のリスクがあります。自己管理ができないと装着時間が不足し、治療期間が長引く可能性があります。

また、矯正治療後の保定期間では、リテーナーの装着不足によって後戻りを起こすことも少なくありません。装置の使用時間や交換時期を守ることで、後戻りのリスクを軽減できます。

過去の歯科治療の履歴も影響する

過去に虫歯治療を受け、大きな被せ物や神経を抜いた歯でも、歯根がしっかりしていれば矯正治療は可能です。

ただし、金属やセラミックの被せ物は、マルチブラケット装置(歯の表面にブラケットを装着してワイヤーを通すことで歯並びを整える矯正装置)がつきにくく、治療中に装置が外れてしまうかもしれません。

また、インプラントの場合は、人工歯根が顎の骨に埋め込まれているため、矯正治療で動かすことは不可能です。

被せ物やインプラントが矯正治療の妨げになる場合は、矯正治療の前に外し、希望によっては矯正治療後に装着し直すことになります。その分、費用や時間の負担は増えるでしょう。

長期間の治療への対応が必要

矯正期間は症状によって個人差がありますが、平均的な矯正期間は、以下のとおりです。

全体矯正
  • マウスピース矯正:2~3年
  • ワイヤー矯正:1~3年
部分矯正
  • マウスピース矯正:4ヶ月~1年
  • ワイヤー矯正:3ヶ月~1年

また、通院頻度の目安は、以下のとおりです。

通院頻度
  • マウスピース矯正:最初は1ヶ月に1回、その後は2~3ヶ月に1回
  • ワイヤー矯正:1ヶ月に1回

さらに、矯正期間と同程度またはそれ以上の保定期間を必要とします。長期にわたる定期的な通院、適切な装置の使用、徹底した口腔ケアなど、自己管理を継続することが求められます。

大人が歯列矯正を始める歯列矯正のメリット

「歯列矯正に興味はあるけど、今更遅いかな?」このように、大人になってから歯列矯正を検討する人は少なくありません。

大人になり、時間とお金に余裕ができたタイミングで歯列矯正を検討する人もいるでしょう。

ここでは、大人になってから歯列矯正を開始することで得られるメリットについて解説します。

見た目のコンプレックスを解消できる

歯並びは、見た目に大きな影響を与えます。年齢とともに歯茎や口元は下がるため、40代や50代、あるいはそれ以上の年代になってから歯並びにコンプレックスを感じる人もいるでしょう。

歯列矯正後は、歯並びが整うことで口元に自信が持てるようになり、自然と笑顔が増えます。これにより表情筋が活発になり、筋力アップや顔のたるみやしわの改善が期待できます。

治療前は対話を避けていた人も、気軽にコミュニケーションを楽しめるようになるでしょう。

虫歯・歯周病リスクを減らせる

矯正治療で歯並びを改善することで、歯磨きがしやすくなり、磨き残しがなくなります。毎日の歯磨きを徹底することで、口内環境を清潔に保ち、虫歯や歯周病のリスクを軽減できるでしょう。

歯並びが悪く、歯の重なりやねじれがある場合は、歯ブラシの毛先が歯面全体に当たらず、磨き残しが発生しやすくなります。その結果、歯垢が蓄積しやすくなるため、虫歯や歯周病のリスクが高まるでしょう。

虫歯や歯周病は、誰でも発症する可能性がある口腔疾患であり、歯を失う原因の多くを占めています。虫歯や歯周病リスクを減らすことが、歯の健康寿命を延ばすことにつながります。

しっかり噛めるようになる

歯列矯正によって歯並びや噛み合わせを改善することで、片側に偏って噛む癖が直るため、歯全体を使って食べ物をしっかり噛めるようになります。その結果、食べ物を細かくかみ砕いたり、唾液の分泌が増えて食べ物の消化が促されたりするため、胃腸の負担を軽減できるでしょう。

また、唾液のはたらきには消化を助ける「消化作用」のほかに、口腔内に残った食べ物や細菌を洗い流す「自浄作用」や、唾液中に含まれるリンやカルシウムの力で溶けた歯を修復する「再石灰化作用」があります。

唾液の分泌が増えることで、虫歯や歯周病リスクの軽減、口臭の予防にもつながるでしょう。

アンチエイジング効果が期待できる

歯列矯正により歯並びや噛み合わせが改善されると、表情筋や咀嚼筋が正しく使われるようになります。その結果、ほうれい線やたるみが解消され、顔全体が引き締まり、アンチエイジング効果が期待できます。

治療後は、口元だけでなく顔全体の印象が変わり、実年齢よりも若く見られることも少なくありません。

歯並びや噛み合わせが悪いと片側で噛むことが多く、表情筋や咀嚼筋の使われ方に偏りが生じ、加齢ともに衰えやすくなるのです。

滑舌が改善される

滑舌が悪いと「何回も聞き返される」「うまく話せない」など、会話に支障が出る可能性があります。そのため、滑舌の悪さがコンプレックスとなって自信を失い、人との会話を避ける人も少なくありません。

歯列矯正をすることで、歯の隙間から音が抜けることがなくなるため、滑舌がよくなります。滑舌の改善によって自信が持てるようになり、気軽に人と会話できるようになるでしょう。

また、歯列矯正とともに、舌や口周りの筋肉を鍛えるMFT(口腔筋機能療法)を行うことも滑舌の改善に効果的です。

小児矯正よりも治療計画を立てやすい

小児矯正の場合は、歯や顎の成長を利用して不正咬合(歯並びと噛み合わせが異常な状態)を治療できるメリットがあります。

ただし、顎の成長や乳歯から永久歯への生え変わりのタイミングを考慮する必要があるため、治療計画を立てにくいことも少なくありません。

一方、歯や顎の成長を終えた成人矯正の場合は、治療計画を立てやすく、患者が希望するタイミングで治療を開始できるメリットがあります。

治療のゴールの目安がわかることで、モチベーションの向上にもつながるかもしれません。

マウスピース矯正の場合の年齢は?

マウスピース矯正に年齢制限はありません。歯や歯周組織の健康状態に問題がなければ、何歳からでも治療できます。

マウスピース矯正は、透明のプラスチック素材でできたマウスピース型矯正装置を装着して歯を動かす治療法です。ワイヤー矯正に比べて装置が目立ちにくいことから、大人でも治療を始めやすいでしょう。

従来のワイヤー矯正と変わらない

マウスピース矯正とワイヤー矯正にはそれぞれ特徴がありますが、矯正装置で歯周組織に圧力を加え、歯を移動させるといった原理は変わりません。

歯列矯正を検討している人のなかには、見た目の問題で治療に踏み切れない人もいるでしょう。

マウスピース矯正の最大のメリットは「目立ちにくいこと」です。

特に、インビザライン(アメリカのアライン・テクノロジー社が開発したマウスピース型矯正治療法)のマウスピースは、薄くて透明性が高いプラスチック素材で作られています。

そのため、ほかのマウスピース矯正に比べて目立ちにくく、周囲から気づかれることはほとんどありません。接客業や営業職など、人と接する職種の人でも安心して治療ができるでしょう。

一方、ワイヤー矯正の種類には、表側矯正と裏側矯正があり、裏側矯正は歯の裏側に装置をつけるため、外からは装置が見えにくいメリットがあります。

ただし、治療の難易度が高く、オーダーメイドの装置を製作するため、費用や時間の負担は増えるでしょう。

歯周病リスクの高い人に向いている

マウスピース矯正は、歯磨きがしやすく、口内環境の清潔を保ちやすいメリットがあります。特に、歯周病のリスクが高い人に適した治療法といえるでしょう。

一方、ワイヤー矯正は、装置を装着したまま歯磨きをするため、歯周病のリスクが高まります。歯と装置の間には汚れや食べかすがたまりやすく、磨き残しが発生することも少なくありません。

歯磨きには、矯正用歯ブラシ、補助用具(タフトブラシ・歯間ブラシ・フロス)を活用するなど、工夫が必要です。

ただし、ワイヤー矯正は幅広い症例に対応可能ですが、マウスピース矯正は適応症例が限られています。

大人の歯列矯正で注意すべきポイント

大人は、歯や歯周組織、顎の骨、口内環境など、子どもと異なる要素が多く、計画通りに治療が進まないこともあるでしょう。

ここでは、大人の歯列矯正で注意すべきポイントについて解説します。注意点を理解することで、効率的に治療を進められるかもしれません。

虫歯や歯周病のリスク

歯列矯正の治療期間は、普段よりも虫歯や歯周病のリスクが高まります。さらに、虫歯や歯周病は、年齢とともに発症するリスクが高くなる傾向があるため、大人の歯列矯正では特に注意が必要になるでしょう。

口腔内の清潔を保ち、虫歯や歯周病のリスクを軽減するためには、毎食後の歯磨きによるセルフケアと定期検診で行なわれるクリーニングが欠かせません。

歯列矯正の治療期間に虫歯や歯周病を発症した場合、進行具合によっては歯並びに影響を及ぼす可能性があります。

重度の虫歯治療で抜歯をしたり、歯周病が進行して歯がぐらついたりした場合は、治療期間が長引いてしまいます。

歯茎が下がったり歯根吸収したりするリスク

大人の矯正治療では、小児矯正よりも治療期間が長く、歯に加わる力の強さも大きいことがほとんどです。そのため、歯槽骨が溶けて吸収される歯根吸収や、骨の量が減少して歯茎が下がる歯肉退縮を起こすリスクが高まるでしょう。

歯列矯正治療は、歯槽骨と歯根の間にある歯根膜に力が加わることで、正しい位置に歯が移動する仕組みです。

歯槽骨や顎の骨は、年齢を重ねるごとに固くなり、歯が動きにくくなるため、歯を動かすためには長い時間と強い矯正力が必要になります。

治療が長引くことが歯を失うリスクにつながることを理解しておきましょう。

痛みが発生しやすい

矯正治療では、歯を動かす際に歯周組織に圧力がかかるため、痛みを伴うことがあります。

大人は子どもに比べて歯が動きにくく、強い力が加わるため、痛みを感じやすいです。矯正中の痛みには個人差がありますが、一般的に、ワイヤー矯正はマウスピース矯正よりも強い力が加わるため、痛みを感じやすいでしょう。

また、ワイヤー矯正は、矯正器具が口内に当たって傷や口内炎ができることもあります。

一方、マウスピース矯正は、弱い力で歯を動かすため痛みが少なく、口内に傷がつくといった心配もありません。食事の際はマウスピースを取り外すため、痛みを気にせず食事を楽しめるでしょう。

経過観察の通院に時間がかかる

歯列矯正治療には、矯正期間に加えて、保定期間があることを理解しておく必要があります。保定期間では、歯を安定させるためにリテーナーを装着しますが、リテーナーの調整や交換が必要になるため、定期的な通院が欠かせません。

保定期間は、症例によって個人差がありますが、一般的に矯正期間と同等の1~3年程度です。

歯や顎の成長を終えた大人の場合は、子どもに比べて後戻りのリスクが高いため、保定期間が長くなる傾向があります。結果として、通院回数が増えることになるでしょう。

後戻りを防ぐためには、医師の指示に従ってリテーナーを正しく使用し、定期的に診療を受けることが大切です。

治療費が高額になることもある

基本的に、歯列矯正治療は保険適用の対象外であり、全額自己負担になるため、治療費に対して高額と感じる人がほとんどです

しかし、計画通りに治療が進まず治療期間が延長し、追加費用が発生することも珍しくありません。治療期間の延長を招く原因は、以下のとおりです。

  • 着脱式の装置の装着不足
  • 着脱式の装置の紛失、変形や破損
  • 歯並びに影響を及ぼす習癖がある
  • 親知らずがある
  • 口腔ケアを怠り、虫歯や歯周病を発症する
  • 定期的な通院を怠る
  • 歯科医師の指示を守れない

これらは、後戻りを起こす原因と同じであり、後戻りを予防することが、追加費用の発生を抑えることにつながります。

大人の歯列矯正は審美目的で行うケースが多いため、治療費が高額でも医療費控除は受けられない可能性が高いです。

顎周りの骨格矯正も検討する

歯列矯正で歯が本来の正しい位置に戻ると、口元だけでなく顔全体の歪みが改善され、バランスが整ったように見えることがあります。

しかし、歯列矯正は主に「歯と歯並びの改善」を目的とした治療であり、骨格まで変化することはありません。

骨格に異常がある場合、矯正期間中に歯が移動しにくい、保定期間に後戻りしやすい問題が生じることがあります。

顎まわりの骨格矯正を併用することで、歯並びの土台となる顎や顔の歪みが整えられ、後戻りのリスクを軽減できるでしょう。

小顔整顔専門サロン AGO TOKYO SALON」では、従来の歯列矯正では難しい「骨格レベル」での調整を取り入れ、顎関節や頭蓋骨、さらに全身のバランスを整えることで、安定した口元やフェイスラインを実現するお手伝いをしています。呼吸に合わせた優しい手技は、痛みや大きな負担なく骨格の歪みを整え、歯列矯正後の後戻りリスクを軽減できます。

歯列矯正を受ける年齢に関するよくある質問

歯列矯正治療には年齢制限はありませんが、年齢による違いについて疑問を持つ人もいるでしょう。

また、年齢によって治療を後悔したり、失敗したりするケースについて、不安を抱える人も少なくありません。

ここでは、歯列矯正を受ける年齢に関するよくある質問について解説します。

年齢によって治療費に違いはある?

歯列矯正治療は、特定の条件を満たした症例の場合、保険適用の対象になりますが、基本的には保険適用の対象外です。年齢の違いで保険適用の対象になることはありません。

自由診療になるため、矯正歯科や治療方法、症例などによって治療費は異なります。一般的に、小児矯正に比べて成人矯正のほうが高額になることが多く、治療費の相場は、以下のとおりです。

  • 小児矯正:10~60万円程度
  • 成人矯正:60~150万円程度

小児矯正は、歯の生え変わり時期に行う「1期治療」と、永久歯が生え揃ってから行う「2期治療」があります。1期治療の段階で顎の形状や歯並びを整えることで、2期治療の治療期間を短縮でき、費用を抑えられます。

30代・40代以降の歯列矯正で後悔や失敗につながる可能性は?

歯列矯正後は、顔のバランスが整って見た目がよくなったと感じる人がいる一方で、想像と違って老けたように感じる人もいます。

老けたように感じる原因として、以下のことが考えられます。

  • 顔がシャープになり、面長になったように感じる
  • 矯正中の食事制限で痩せたり、不必要な抜歯矯正で口元の凹みが大きくなったりして頬がこける
  • 前に出ていた口や皮膚が原因で、たるみやほうれい線ができる
  • 抜歯をせず無理な歯列矯正を行い、歯を並べるスペースが確保できず前歯が押し出され、出っ歯になった

10代〜20代のうちは、たるみやほうれい線を気にすることはほとんどないでしょう。しかし、30代、40代と年齢を重ねるとともに、大きな悩みになる人も少なくありません。

治療後に後悔しないためには、しっかり精密検査を行う矯正歯科を選択し、カウンセリングの際に、歯科医師に治療後のイメージを伝えることが重要です。

まとめ

歯列矯正に年齢制限はなく、歯や歯周組織が健康であれば治療を受けられます。

装置を取り外せるマウスピース矯正は、見た目を気にせず治療を受けられ、食事や歯磨きがしやすいため、高齢者にもおすすめの治療方法といえます。

歯列矯正は何歳からでも開始できますが、治療期間や歯の動きを考慮した場合、できるだけ早く始めるのがよいでしょう。

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この記事を書いた人

「小顔整顔専門サロン AGO TOKYO SALON」代表。オールハンドで美容整形級の変化をもたらすAGOメソッド®を開発。女性の経済的、時間的自由を実現するセラピストスクールは380名以上が受講。

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