フェイスラインの改善や小顔を目指す人が増えており、さまざまな美容法が注目を浴びています。中でも、コルギとハイフは、その効果が話題となっている施術です。
しかし、どちらを選ぶべきか、迷っている方も多いのではないでしょうか。今回は、コルギとハイフ、それぞれの特徴や効果について解説します。
コルギとハイフはどっちが小顔効果がある?
コルギとハイフのどちらがより効果的なのかを比べる前に、まずは、コルギとハイフの違いや、それぞれの効果について見ていきましょう。
コルギとは
コルギは「骨気(コルギ)」と書く韓国発祥の美容法です。
マッサージにより骨と筋肉に働きかけ、顔の骨格を正しい位置に整えます。フェイスラインをシャープにし、むくみも取り除けます。
手で顔や頭部の骨を圧迫することで、血行とリンパの流れが良くなり、肌のハリや弾力も向上します。痛みを伴う場合もありますが、即効性を求める人に人気の施術です。
以下の記事では、コルギの施術を検討している人のために期待できる効果やメリットやデメリットを詳しく解説しています。
ハイフとは
ハイフは、高密度焦点式超音波を用いた美容医療施術です。
皮膚の深層部に超音波を集中的に照射することで、コラーゲン生成を促進し、肌にシェイプアップ効果をもたらします。痛みが少なく施術後のダウンタイムもほとんどないため、忙しい方に人気です。
また、ハイフは、顔だけでなく、体のたるみ改善にも利用されることがあり、痩身目的や部分痩せで利用する方もいます。
コルギとハイフの違い
コルギとハイフはともに小顔効果をねらった施術ですが、そのアプローチ方法が異なります。
コルギは手による骨と筋肉への直接的な働きかけでフェイスラインの改善を目指します。一方、ハイフは特定の部位に超音波の熱エネルギーを与えることで引き締め効果を実現します。
痛みの感じ方や施術後のダウンタイムにも違いがあり、コルギは痛みを伴うことがある一方、ハイフは比較的痛みが少なく、ダウンタイムもほとんどありません。
コルギとハイフで即効性・持続性が高いのはどっち?
続いては、コルギとハイフの即効性と持続性を比較します。最適な施術を選択をするために、それぞれの特徴を見ていきましょう。
即効性はわずかにコルギが優勢
コルギとハイフを比較すると、即効性に関してはわずかながらコルギの方が優勢と言えます。
コルギは、顔の骨格と筋肉に直接働きかけるため、施術直後からむくみがすぐに取れて、顔が引き締まるようなフェイスラインの変化を感じやすいのが特徴です。
一方、ハイフは効果が現れるまでに数日から数週間かかることもあります。短期間での効果を求めるならコルギがおすすめです。
持続性の高さはハイフが優勢
ハイフは特に持続効果が長い点で注目されています。ハイフは、熱で皮膚の内側から肌を引き締める痩身治療なので、施術後数ヶ月から半年間効果が持続しやすく、日常的なケアの手間を減らせる点も魅力です。
コルギで持続効果を得るためには、頻繁な施術が必要となることが一般的です。一度の施術で長く効果を実感したい方は、ハイフをお試してみるといいでしょう
施術で顔の歪みを避ける方法は?
顔の施術を受ける際に心配なのは「顔の歪み」です。特に、小顔効果やフェイスラインの改善を目指す施術では、施術の技術やアフターケアが大きな影響を及ぼすことがあります。
ここでは、施術による顔の歪みを避けるための方法について解説します。
熟練の施術者を選ぶ
経験豊富で技術力の高い施術者を選ぶことが重要です。熟練の施術者は、顔の構造や個々の顔の特性を理解しており、適切な圧力や手技を使って施術を行います。そのため、サロンや美容クリニックに行く際は、口コミや評判、資格や経歴を調べましょう。
また、実際にカウンセリングを受け、施術者の知識や対応を確認することも有効です。安心して施術を受けるためにも、施術者選びには十分な時間を掛けてください。
カウンセリングで悩みや状態を正確に伝える
施術を成功させるためには、カウンセリングで自身の悩みや現在の顔の状態を正確に伝えることも重要です。具体的な悩みや目指しているイメージをしっかりと伝えましょう。
また、過去に行った美容施術や現在の健康状態、アレルギーの有無なども正確に伝えることで、リスクを最小限に抑えられます。
施術後の適切なケア
正しいアフターケアは顔の歪みを防ぎ、施術の効果を持続させます。施術後は施術者からのアドバイスに従い、冷却や保湿、UVケアを行いましょう。
また、激しい運動や顔への強い刺激も避けてください。
コルギやハイフの中止を検討すべき状況は?
施術中や施術後の体調や肌の状態をしっかり観察し、必要に応じて中止を検討することも重要です。
ここでは、コルギやハイフの施術を中止すべき具体的な状況についてお伝えします。
強い痛みや不快感
施術中や施術後に強い痛みや不快感を覚えた場合は、コルギやハイフの中止を検討した方がいいでしょう。コルギでは骨や筋膜に直接働きかけるため、強い圧力がかかり過ぎて痛みを感じることがあります。
また、ハイフでは超音波を用いるため、肌が敏感な人は不快感を覚えることもあります。このような痛みや不快感が続く場合、施術者に相談し、無理をせずに中止しましょう。
頻発する肌トラブル
施術後に頻繁に肌トラブルが発生する場合も、コルギやハイフの中止を検討しましょう。
コルギ施術後に赤みや腫れが引かない場合や、ハイフ施術後に皮膚が過敏になり、発疹やかゆみが生じる場合があります。
こうしたトラブルは、肌が施術に適応できていないサインです。肌の健康を守るためにも、トラブルが頻発する場合は施術を中止し、専門医に相談してください。
効果が感じられない
数回の施術を受けてもフェイスラインの変化やリフトアップ効果などの、期待していた効果が実感できない場合もあるかもしれません。
個々の体質や肌の状態によって、効果の出方には差があります。期待した効果が得られない場合は、別の施術方法など、自身が納得できる方法を検討しましょう。
小顔を目指す施術の選び方
小顔を目指す施術にはそれぞれ異なる効果や特徴があります。目的やライフスタイルに合わせて選ぶことで、より満足のいく結果が得られます。
続いては、小顔を目指す施術の選び方について、具体的なポイントを紹介します。
即効性を求めるならコルギ
即効性と持続性を重視するなら、コルギが最適です。コルギは、顔の骨格と筋肉に直接働きかけるマッサージ技術で、短期間でフェイスラインを引き締め、むくみを取り除きます。
脂肪がなくなるわけではありませんが、顔のむくみが気になる方や、早急に効果を実感したい方におすすめです。
施術後すぐに顔の変化を感じられ、定期的に続けることで持続的な効果も期待できます。
美肌やリフトアップならハイフ
フェイスラインの引き締めや美肌効果を求めるなら、ハイフが理想的です。ハイフによる高密度の超音波はコラーゲン生成を促進します。
肌の引き締めとリフトアップ効果が期待できるだけでなく、肌質改善やシワの軽減も望めます。
痛みが少なくダウンタイムがほとんどないため、忙しい方でも手軽に受けられるのが特徴です。施術後にすぐメイクができるので、帰宅時も自分の素顔を気にする必要もありません。
小顔の施術でよくある質問
小顔効果を目指すための施術に関して、さまざまな疑問や不安を抱える方も多いでしょう。
最後にコルギやハイフ、小顔矯正など、どの施術が自分に適しているのか、併用しても問題ないのかなど、よくある質問にお答えします。
まとめ
小顔効果を高めたい場合は、ハイフとコルギの両方の施術を受けるのも良いでしょう。実際に、ハイフとコルギを組み合わせたメニューを提供しているエステもあります。
コルギの後にハイフを施すことで、筋肉がより柔らかくなり、たるみの改善に効果的です。この組み合わせにより、さらなるリフトアップ効果が期待でき、より顕著な小顔効果を実感できるでしょう。
ただし、ハイフは医療行為であり、医師の診察の元で行う施術です。エステ用に出力を落としたエステハイフ機器でさえも、トラブルが起こることもあり国民生活センターなどへの相談も増えています。
信頼できる施術者を見つけて、安全に理想の小顔を手に入れてください。