顔の奥行きとは、耳の穴から鼻先までの前後の長さのことです。横顔の写真で耳の穴と鼻先を結ぶと自分の目安が分かります。奥行きが長く見える背景は骨格だけでなく、姿勢や口元の突き出しも重なります。見え方の変化には個人差があります。
顔の奥行きが長く見えることをコンプレックスに感じている方は少なくありません。特に、顔のバランスを重要視している方は多く、小顔効果のあるケアを求める声は増加しています。
こんな人に読んでほしい
- 横顔の写真を見て「顔の奥行きが長い」と感じた方
- 奥行き顔と呼ばれる輪郭が、どこからどこまでの長さを指すのか知りたい方
- 骨格のせいだと諦める前に、姿勢やセルフケアでできることを探している方
顔の奥行きとは?どこからどこまでを指す?
顔の奥行きは、耳の穴(外耳孔)から鼻先までの前後の距離を指します。正面の鏡では分かりにくく、横顔ではじめて見えてくる長さです。
自分の奥行きは、次の手順で横顔の写真から確かめられます。
- 壁を背にして立ち、あごを軽く引いて正面を向く
- 真横から、鼻先と耳の穴が同じ高さに写るように撮ってもらう
- 写真の上で、耳の穴の中心から鼻先までの水平の長さを測る
- 同じ写真であご先から生え際までの縦の長さも測り、縦と前後の比を見る
産業技術総合研究所の「日本人頭部寸法データベース2001」では、頭の前後の長さが「頭長」として計測されています。ただし実測値を平均と比べるより、同じ横顔写真で縦と前後の比を見るほうが、日常で感じている見え方に近い目安になります。
「奥行き顔」はどんな印象に見える?
奥行きのある顔の女性は、知的でクールな印象が持たれやすいです。可愛らしいというよりも美人、クールビューティーと評されることが多く、落ち着いた都会的な雰囲気が魅力です。
反対に顔に奥行きがないと、平面的でのっぺりとした印象になりやすく、写真で顔が大きく写ると感じる方もいます。奥行きは多い・少ないのどちらが良いというものではなく、縦幅・横幅とのバランスで印象が決まります。
顔の奥行きが長い原因とは?
顔が長く見える原因がわかれば、対処法も考えやすくなるでしょう。ここでは顔に奥行きをもたらす原因を紹介します。
頬の脂肪
顔の中心部に脂肪がたまると、顔全体がふくらみ、奥行きが増します。特に頬の脂肪が多い場合、顔のラインがぼやけがちです。このため、小顔を求める場合は、頬の脂肪を減らすのも一つの手です。
脂肪を減らすと言うとダイエットがイメージされますが、美容的なアプローチもあります。
たとえば、小顔矯正やマッサージ、そして美容外科での脂肪吸引などの施術が人気です。
骨格の構造
骨格や顎の位置、顔の幅なども、顔の奥行きの見え方に大きく影響します。
たとえば、大きい骨格や長い頭蓋骨は顔の奥行きを強調する要因となります。この場合、外科的アプローチやメイク、ヘアスタイルでバランスを取るなどの方法があります。
生活習慣や姿勢の影響
姿勢や生活習慣も、奥行きに大きく影響します。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用によって、姿勢が悪くなると顔の筋肉が緊張し、奥行きが強調されるのです。
この場合は、適切な姿勢を保つためのエクササイズやストレッチ、そして顔のマッサージなどが有効です。
ほかにも、舌の筋力低下と重力が原因で顔の形が変わることがあります。
顔の奥行きが長いと感じる要因
奥行きのある顔は多くの人にプラスに受け取られますが、その程度によっては「馬のような顔」というネガティブな印象を与えるのではないかと悩んでいる方もいます。
ここでは、奥行きを長く感じさせる要因を紹介します。
口元の出っ張り
口元が前に突き出していると、顔全体のバランスから奥行きが強調されて見えます。
たとえば、下唇が上唇よりも前に突き出している場合や、下顎の形が頬骨よりも前に突き出ている場合などが該当するでしょう。
この出っ張りが顕著であるほど、顔が長く見える傾向があります。
顎の突出具合
顎が前に突き出している形状も、顔の奥行きが増す原因になります。対処法としては、小顔矯正やコルギを駆使して顎の形や位置を調整することなどが考えられます。
顔の下半分は小顔矯正で改善できる
顔の下半分が印象を左右することはよく知られています。特に、顎や口元の形状は顔全体のバランスに大きく影響し、ダイエットでも改善することは難しいです。
一方で、適切な小顔矯正を受けることで、顔の下半分の見た目の印象が変わったと感じる方もいます。感じ方には個人差があります。
ここでは、具体的な小顔矯正の手法とその効果について紹介します。
口ゴボ
口ゴボとは、上顎と下顎が前に突出していることで、口元が突き出ている状態を指します。
口ゴボの特徴としては以下があげられます。
- 横から見た際に鼻先よりも口元が前に出ている
- 鼻の下が盛り上がっている
- 鼻の下が伸びて見える
口ゴボを改善する方法には、整形手術と小顔矯正があります。整形手術は大掛かりで費用が高額です。一方で、小顔矯正で理想の横顔を手に入れている方もいます。
小顔矯正では、まずEライン(オトガイ部と呼ばれる下顎の突端部と鼻先を結ぶ線のこと)を計測し、どこに施術を行うかを把握することから始めます。
口ゴボの改善には姿勢の改善が不可欠です。姿勢の悪さは口ゴボに影響を与えるため、正しい姿勢を保つことが大切です。
実際の施術では、上顎の角度を押し下げ、下顎頭の位置を後傾または前突させることで、下顎の位置を調整し、口ゴボを改善していきます。

これらのアプローチで「こうなりたかった」とイメージしていた横顔を手に入れられる可能性があります。
「小顔整顔専門サロン AGO TOKYO SALON」では口元のお悩みに対して一人ひとりオーダーメイドの施術を行っております。口元の歪みをとり、褒められ率抜群のEラインを手に入れましょう。
エラ張り
エラ張りでも顔の印象は変わります。エラ張りに関係の深い咬筋も、小顔矯正でコリを効果的にほぐすことが可能です。
筋肉の構造やリンパの流れに精通した専門家が、適切な圧でアプローチすることで、固まった咬筋のコリを解消します。
この咬筋のコリや筋肉の強ばりにまとめてアプローチする小顔矯正は、1度の施術でも変化を感じたという声があります。ただし変化の出方には個人差があります。
また、この施術では、骨と筋肉の両方に働きかけ、顔全体を引き上げる効果も期待できます。噛み合わせの改善も併せて行えば、咬筋への負担を一層減らし、さらに効率的にエラ張りを改善できるでしょう。

顎が長い
小顔矯正は、整骨院やエステサロンなどで提供されている施術で、血行を改善しむくみを取ったり、顔の歪みを整える効果が期待されます。特に顎のむくみが軽減されることで、顎の長さも、見た目上は短く感じられるかもしれません。
しかし、圧力をかけすぎるとシワやたるみの原因にもなります。そのため、施術を受ける際は信頼できるサロンや整体など、慎重に検討してください。
顔の奥行きが長い場合のセルフケア
顔の奥行きが長く感じられる場合、日常のセルフケアで改善できます。続いては、顔のバランスを整え、より小顔効果を期待できる方法を紹介します。
エクササイズやマッサージ
顔の奥行きを軽減するためには、定期的に行うエクササイズやマッサージが効果的です。
具体的には、フェイスヨガや指圧など、顔の筋肉をほぐし引き締める方法があります。これらのセルフケアは血行促進にも役立ち、顔の奥行きを目立たなくする効果が期待できます。
しかし、マッサージにおいて肌を擦るのはNGです。肌を擦ってしまうと、炎症を起こしたり、刺激によりメラニン色素が分泌しやすくなったりします。
肌を擦るようなマッサージを行った結果、シミが濃くなってしまうこともあるため、マッサージをする際は肌を擦らないように気を付けましょう。
以下の記事では、安全に自分でできる小顔矯正をはじめ、効果的なツボから小顔を目指せる生活習慣まで解説していますので、参考にしてください。

正しい姿勢を保つ
顔の奥行きが気になる場合、日常生活での姿勢にも注意が必要です。適切な姿勢を保つことで顔の筋肉が適切な位置に保たれ、奥行きが目立たなくなります。
たとえば、デスクワークやスマートフォンの使用時には背筋を伸ばし、首や顔の位置を意識して正しい姿勢を保つようにしましょう。
正しい姿勢で顎の位置を正常に保つことは、顔の長さ改善にもつながります。特に、猫背の改善は顎が前に出るのを防ぐ効果があります。
日常生活で姿勢に注意することが、面長の予防につながるのです。
美容施術を検討する
セルフケアだけでは改善しきれない場合、美容施術を考えることも有効です。
たとえば、ヒアルロン酸注入や、筋肉の活動を抑制し、動きを減らすボトックス治療などは、顔のボリューム調整に効果的です。
筋肉が細くなり、小顔効果やエラの張りが目立たなくなる効果があるためです。なお、効果は3ヵ月から半年程度持続し、年に2~3回の施術で効果を維持できます。
美容外科の医師と相談し、自分に最適な施術法を選択しましょう。
小顔の人の共通点ってある?
小顔に見える人にはどのような特徴があるのか、見ていきましょう。
標準的なサイズのマスクや帽子が大きく見える
小顔の人が一般的なサイズのマスクや帽子を着用した場合、通常よりもマスクや帽子が大きく見えることがあります。この場合、帽子やマスクの大きさと比較して、顔の小ささが強調されます。
顔の大きさは、見た目の印象に大きく影響を与えるので、自身の顔のサイズに悩みを抱える方もいます。
以下の記事では、日本人の顔の大きさの平均値について詳しく解説し、顔の大きさの測り方や小顔を目指すための具体的な方法も紹介しています。

顔の脂肪が少なくすっきりしている
小顔の人は一般的に、顔の輪郭がすっきりとしており、顔の脂肪が少ない傾向があります。
顔のシルエットは細やかで、引き締まって見えます。特に顎や頬がシャープな方は、理想的な小顔といえるでしょう。
顎の骨格が小さく歯並びが悪くなりやすい
小顔の人は顎の骨格が小さく、歯並びが悪くなりやすいです。すっきりとシャープなフェイスラインの方は、顎が小さく尖っていることが一般的です。
口元がコンパクトで各歯がまっすぐに並ぶためのスペースを確保することが難しく、歯並びも悪化しやすくなります。
顔の奥行きを短く見せるメイク術や髪型
顔の奥行きを短く見せるメイクや髪型は、日常的に活用できる便利なテクニックです。
適切なシェーディングやハイライトの使い方、そしてヘアスタイルの工夫によって、誰でも顔の印象を効果的に変えられます。
シェーディングで輪郭を調整
シェーディングは顔の立体感を強調し、輪郭を自在に調整する方法です。たとえば、顔の輪郭を暗めのシェーディングで調整することで、顔全体を引き締めて奥行きを少なく見せる効果が期待できます。
方法としては、シェーディングパウダーをブラシに取り、顎先とおでこに少量ずつなじませます。これによりおでこの広さと顎の長さが調整され、顔全体がキュッと短く見える効果が生まれます。
シェーディングの色は首の肌色に近いものを選ぶと、より自然な仕上がりになります。
ハイライトで縦のラインを強調
ハイライトは、顔の中心部や縦のラインを明るく強調し、顔全体のバランスを整える役割があります。
鼻筋や額の中央にハイライトを入れると、正面から見たときに奥行きが浅く見えます。
ハイライトを使用する際のポイントは、おでこ、頬、鼻先、そして鼻の付け根に、ハイライトを施すことです。
特に、鼻のハイライトは鼻筋に直接入れるのではなく、必要なポイントに対して精密に施すのが効果的です。
サイドにボリュームを持たせる
髪型の工夫も顔の印象を変える方法として有効です。たとえば、サイドにボリュームを持たせることで顔の横幅を強調し、奥行きを浅く見せる効果を得られます。
ボリュームを出す部分やスタイリングのポイントを押さえることで、顔の全体的なバランスを整え、理想的なフェイスラインを作り出せます。
顔の奥行きが気になるときにやりがちなNG
良かれと思って続けているケアが、かえって輪郭をぼやけさせることがあります。次の3つは避けてください。
- 頬骨や下あごを強い力で押し込む:皮膚をこする刺激は、たるみや色素沈着の一因になります
- 片側だけで噛むくせをそのままにする:左右差が出て、横顔の見え方が変わります
- 前かがみの姿勢のままフェイスラインだけをケアする:あごが前に出た状態が戻らず、奥行きが長く見えたままになります
横顔セルフチェック
あてはまる数を数えてみてください。
- 壁に背中とお尻をつけて立つと、後頭部が壁から離れる
- 横顔の写真で、下唇が鼻先より前に出ている
- 気づくと口が開いている、または舌が下の歯の裏についている
- 1日の大半をうつむいた姿勢で過ごしている
2つ以上あてはまる場合は、骨格よりも姿勢と口まわりのくせが見え方に影響している可能性があります。あくまで目安であり、あてはまり方には個人差があります。
AGO TOKYO SALON の現場で見えていること
小顔整顔専門サロン AGO TOKYO SALON にも「横顔の奥行きが気になる」というご相談が届きます。カウンセリングで横顔の写真を撮ってみると、骨そのものが前後に長いケースより、あごが前に出た姿勢のまま固まっているケースのほうが目立ちます。画面をのぞき込む姿勢が続くと頭の位置が前に移動し、その分だけ耳から鼻先までが長く見えるためです。
施術では、まず呼吸に合わせて頭の位置を戻し、そのうえで下あごの角度を整えます。初回で「横顔がすっきりした」と感じる方が多い一方、姿勢のくせが残っていると数日で戻りやすいというのも現場での実感です。そのため当サロンでは、施術後に立ち方と枕の高さを必ずお伝えしています。感じ方や戻り方には個人差があります。
顔の奥行きに関するよくある質問
顔の奥行きは自分で短くできますか?
骨の長さそのものを自分で変えることはできません。ただし、姿勢とあごの位置を整えると横顔の見え方は変わります。変化の度合いには個人差があります。
顔の奥行きが広いのは欠点ですか?
奥行きがあること自体は欠点ではなく、陰影が出やすい立体的な輪郭です。気になりやすいのは縦幅・横幅とのバランスが崩れたときなので、まず横顔の写真で全体を見てみてください。
セルフマッサージはどのくらいの強さが目安ですか?
皮膚がずれない程度の圧が目安です。赤みが残る、翌日まで痛いという場合は強すぎます。
痛みや噛み合わせの違和感があるときは?
セルフケアを続ける前に、歯科や形成外科の医師に相談してください。顎変形症など、治療の対象になる状態が隠れていることがあります。
まとめ
顔の奥行きを短く見せたい方は多いと思います。小顔矯正サロンでは、専門家による施術で顔の全体的なバランスが調整され、理想的なフェイスラインを手に入れられます。
事前にカウンセリングを実施しているところもあります。悩みを伝え、適切な施術を受けましょう。
大がかりな美容整形の前に、まずは、自然で魅力的な見た目を目指せる小顔矯正サロンでの施術を検討してみてください。
参考情報
- 日本人頭部寸法データベース2001|産業技術総合研究所(頭長・頭幅・全頭高など16項目の計測データ)
- 顎変形症(上顎前突・下顎前突など)|日本形成外科学会

