一重から二重をつくったり、二重幅を変えられたりする二重まぶた埋没。
二重まぶた埋没は、手軽に価格を抑えた整形をしたい人やプチ整形に興味のある人に選ばれています。
しかし、二重まぶた埋没の手術をすると小顔矯正はできないのか、また、いつから施術ができるのか悩みがある方も多いのではないでしょうか。
今回は、二重まぶた埋没がとれる理由や、小顔矯正と二重まぶた埋没の関係について解説します。
小顔矯正で二重まぶた埋没ってとれる?
二重まぶた埋没の施術を受けた直後に、小顔矯正を行うと二重まぶたがとれる可能性があります。
二重まぶた埋没と小顔矯正は直接的な関連性がないように見えますが、術後のダウンタイムや施術内容によっては注意が必要です。
二重まぶた埋没を行った直後は糸が安定していない
二重まぶた整形直後は、小顔矯正やコルギなどの強い力を加えるマッサージ施術を受けることはできません。術後は、埋め込んだ糸がまだ完全には安定していないためです。
上まぶた周辺を圧迫すると糸の結び目が表面に浮き出て目立ったり、二重幅が狭くなるなど、綺麗な二重まぶたのラインが崩れる可能性があります。
埋没法では、二重のラインを作るために特殊な糸をまぶたに埋め込みますが、糸が完全に安定するには時間がかかるため、目元を触ったり圧力をかけたりしないようにしましょう。
また、埋没した糸は吸収されずに残るため、手術直後は触らず、適切なケアを行うことで、二重まぶたが安定しやすくなります。
目の周り以外は3日程度は控えておく
二重まぶた埋没法を受けた後、個人差はありますが、目の周り以外の部分であれば、3日後程度で小顔矯正の施術をしても問題ないとされています。
ただし、目元の回復具合は、クリニックで医師の診断を仰ぎましょう。
また、小顔矯正を行うサロンでも施術を受けて問題がないか、スタッフに確認しながら進めると良いでしょう。
顔の皮膚は繋がっているため、引っ張られないように慎重に施術する必要があり、初めて通うサロンでは施術を断られる可能性もあります。
目の周りは1週間は控えておく
埋没手術後1週間は、目の周囲に触れる小顔矯正は控えてください。
美容外科での手術直後は、局所麻酔で手術を行っているため痛みが少なくても、目元はまだ腫れがでやすく、少しの刺激にも反応しやすい敏感な状態です。
小顔矯正のマッサージや圧迫など強い力がかかると、埋没した糸に影響を与え、せっかく作った二重の形が崩れてしまうリスクがあります。
さらに、術後の回復には個人差があるため、医師の指示に従い、目元への刺激を最小限に抑えることが望ましいです。
1週間経過すると、埋没した糸が少しずつ安定し目の周りの状態も落ち着くので、小顔矯正をしても問題が少なくなります。
術後当日から1週間程度は、美容整形の医師の指示を守り、必ず無理をしないことが大切です。
小顔矯正って整形後でも受けられる?
小顔矯正の施術によるアプローチ方法は様々で施術内容は異なりますが、美容整形や形成外科での手術後は、通常のサロンでは断られることが多いです。
整形手術の直後に小顔矯正を行うと内出血や痛みを伴うことがあり、術後回復の妨げの原因となる可能性があるからです。
強い力で圧迫して骨の位置を変えるのはリスクが高い
強い力で圧迫し、骨の位置を変えるような小顔矯正は、顔の整形した部分にとってリスクが非常に高いです。
小顔矯正でのリスクが高い整形は以下の通りです。
- 二重まぶた埋没
- 二重まぶた切開
- 目頭や目尻の切開
- 眼瞼下垂の手術
- まぶたの脂肪を取る手術
- 鼻や顎のプロテーゼの手術
- フェイシャルのリフト
- ヒアルロン酸の注入
手術の翌日から1週間〜1ヶ月以上経過しないと、小顔矯正ができない美容手術もあります。
施術を希望する場合は、事前にサロンに確認し問題のない範囲で小顔矯正を行いましょう。
特に目瞼、目の下など目の周りの手術は骨の位置が変わることで、目の周りの組織や筋肉に影響を与え、回復が遅れてしまう症例もあります。そのため、特に強い圧力をかける施術は避けるべきです。
「小顔整顔専門サロン AGO TOKYO SALON」では、無理な強い力を加えず、優しく骨格調整を行うため、美容整形後でもダウンタイムが終われば施術可能となっています。
ソフトタッチの小顔矯正でも事前確認が必要
ソフトタッチで行う小顔矯正でも、自分で判断せず事前に施術スタッフやカウンセリングの際に伝えて、必ず確認をとりましょう。
整形直後は皮膚の感覚や神経がデリケートな状態であり、ソフトタッチであっても整形した部位に負担を与える可能性があります。
事前に施術するスタッフに整形の手術を受けたことを伝え、状態を確認してもらうことが重要です。
また、手術後に腫れや痛み、出血が見られる場合は、無理に小顔矯正を受けることは避けたほうが良いでしょう。
そもそも二重まぶた埋没はなぜとれるのか
二重まぶた埋没は日帰りでも受けることができ、プチ整形としても大人気ですが、二重がとれる場合もあるので注意が必要です。
ここからは、二重まぶた埋没がとれる2つの要因について詳しく解説していきます。
糸をまぶたに埋め込んでいる
二重まぶた埋没法は、まぶたに専用の糸を埋め込むことで二重のラインを作る美容手術です。糸がまぶたの皮膚や筋肉に固定されることで、自然な二重ラインをつくります。
まぶたに埋め込んでいないと結膜に影響を与えることがあるため、完全にまぶたに埋め込む手術が一般的です。糸が完全に安定するまでには約2ヶ月ほどかかります。
この間に小顔矯正で無理な力を加えるなどの外的要因が影響すると、糸が緩んだり、二重のラインが崩れてとれてしまうリスクがあります。
術後の安定していないまぶたまわりに強い力で行う小顔矯正を行うと、二重が取れてしまう可能性が非常に高いです。
まぶた周囲を圧迫すると糸が緩む可能性がある
埋没法では、まぶたの皮膚に糸を埋め込み、二重を形成しますが、まぶた周囲に圧力がかかると糸が動いたり、位置がずれたりして、二重まぶたの幅がゆがんでしまう可能性が高くなります。
圧迫やマッサージが加わると、まぶたの皮膚や筋肉に負担がかかり、糸の固定が不安定になるためです。
糸が緩んでしまうと術後のダウンタイム後も腫れが引かずに抜糸をする必要がでてきます。再手術では、注射で麻酔が必要となり、患者さんの負担も大きくなります。
二重まぶた埋没が取れやすい人の特徴
二重まぶた埋没が取れやすい人には、埋没する糸が定着しにくい特徴があります。
元々のまぶたの形や、癖によって取れやすくなりますが、しっかりと特徴を知ってリスクを避けることが大切です。
まぶたが分厚い
まぶたが分厚い人は、二重まぶた埋没が取れやすい傾向があります。皮膚の厚さや脂肪の多さから、埋没する糸が埋まりにくく、二重のラインが安定しづらくなるためです。
厚いまぶたの人は、普通のまぶたの人に比べて少しの衝撃でも埋没する糸が緩んでしまう可能性があります。
そのため、術後のダウンタイムに絶対に顔周りを触らない、洗顔の際にもこすらないなどの対策が糸を定着させるために必要です。
まぶたが伸びている
皮膚が伸びてしまいまぶたがたるんでいる状態では、二重まぶた埋没で形成した二重が取れやすい傾向にあります。
伸びた皮膚に対しては、糸が正確に固定されず、二重がとれる、ラインの幅が崩れるなどの可能性が高くなります。
特に加齢によるシワやたるみ、生活習慣によってまぶたが伸びることが多いため、保湿を心掛けるなど日常のケアを見直しましょう。
まぶたを擦る癖がある
まぶたを擦る癖がある人は、二重埋没で整形したまぶたが取れやすいです。
糸が緩み、出血したり、二重のラインが崩れるなどのデメリットとなるため、術後はまぶたを擦らないように注意が必要です。
また、ダウンタイム終了後でも、普段からまぶたの摩擦は極力避けましょう。特に術後の数週間は意識的に擦らないよう心掛け、埋没した糸を安定させ、二重まぶたを長持ちさせることが大切です。
無理な二重幅で施術している
無理な二重幅で施術していると、まぶたの皮膚に過度な力がかかり、糸が固定されにくくなります。埋めた糸ががとれるなど、二重が崩れてしまう場合もあります。
施術前に適切な幅を医師に相談し、実際のまぶたの状態に合った自然な幅で手術を行うことがとても大切となります。
理想を優先して無理な幅で手術された場合には、術後のケアや定期的な通院によるチェックや診察が必要です。
二重まぶた埋没が取れやすくなる注意すべきポイント
二重まぶた埋没法で手術をして、早く小顔矯正を行いたい場合には、取れやすくなる注意するポイントを抑えて改善することが大切です。
ここからは、二重まぶた埋没が取れやすくなる注意すべきポイントを解説していきます。
落ちにくいメイクアイテムの使用は避ける
二重まぶた埋没後は、落ちにくいメイクアイテムの使用を避けることが重要です。
例えば、ウォータープルーフやスマッジプルーフのアイライナーやマスカラは、二重まぶた埋没後の目元に強い負担をかけることがあります。
落ちにくいメイクアイテムを使用して化粧をすると、メイクを落とす際に目元を強くこすってしまい、埋没糸に影響を与える可能性が高いです。
糸が緩んだり、二重がとれるリスクが高まるため、お湯で落ちるアイライナーやマスカラなどできるだけ優しくメイクを落とせるアイテムを選ぶと良いでしょう。
また、術後のダウンタイム中は、アイメイクを控えることで、手術した部位への負担を最小限に抑えることができます。
全身の血流を促す行為に注意する
激しい運動やサウナ、長時間の入浴などは身体や顔の血流を急激に促進させるため、術後の目元にも影響を与えてしまいます。
埋没法では、まぶたの糸が安定するまでには時間がかかり、血流が増加すると目元の腫れや出血、また、圧力が変わると、糸の位置のズレや緩みを生む可能性が高いです。
術後しばらくは、血流を過度に促進する行動を控え、適切な休息とアフターケアを心掛けることで、安定した二重を維持できます。
小顔矯正と整形に関するよくある質問
小顔矯正と整形の両方を受けてみたいけれど、どちらを先に受けるべきかで悩んでいる人が多くいます。小顔矯正と整形に関するよくある質問を解説していきます。
まとめ
二重まぶた埋没の維持には、術後のケアが不可欠です。強い圧力を加える、ウォータープルーフメイク、全身の血流を促す行為などがリスクを高めるため、注意が必要です。
小顔矯正やマッサージについても、施術後の状況に応じて適切に対処し、医師の指示を必ず守りましょう。
適切なケアを行い、長く安定した二重まぶたを保つためにも、サロン選びは慎重に行いましょう。