顔のたるみはエステで治る?美容医療との違いは?効果が期待できる施術を解説!

顔のたるみはエステで治る?

年齢を重ねるとともに多くの方が悩む「顔のたるみ」。

その改善方法としてエステや美容医療が注目されていますが、それぞれのアプローチや効果には違いがあります。

本記事では、顔のたるみを改善するためのエステ施術や美容医療の違いについて解説します。

目次

顔のたるみはエステで治る?

顔のたるみをエステでケアできるかどうか、気になる方も多いのではないでしょうか。

エステは肌をリフトアップし、たるみの改善をサポートするさまざまな施術を提供しています。

機器や手技を用いたトリートメントがメイン

顔のたるみケアには、優しい手技と最新の美容機器を組み合わせたトリートメントを行います。経験豊富なエステティシャンによる丁寧なハンドマッサージで、リラックスしながら美しさが磨けるのです。

具体的には、RF(ラジオ波)やHIFU(高密度焦点式超音波)、超音波などの機器を使用して肌の深層部まで働きかけ、コラーゲンの生成を促進、肌のハリ・弾力を改善していきます。

また、リンパドレナージュやフェイシャルマッサージなどにより、血行促進や老廃物の排出を促し、むくみの改善にもアプローチが可能です。

これらの施術を組み合わせることで、より効果的なたるみケアが見込めます。

美容医療と比較して即効性は低い

エステでのたるみケアは、医療機関で受けられるヒアルロン酸注入やボトックス注射、糸リフトなどの施術と比べると1回での劇的な変化は期待できません。しかし、肌に優しいアプローチで自然な引き締め効果が得られます。

エステでは肌への負担が少なく、施術や治療などの後に生じる症状が改善して普段通りの生活に戻れるまでのダウンタイムもないため、普段の生活に支障をきたすことなくケアを続けられるのが特徴です。

また、美容医療と比べて費用も比較的リーズナブルなため、定期的なケアを続けやすいというメリットもあります。

継続することで改善が期待できる

定期的なケアを続けることで徐々にほうれい線が薄くなったり、フェイスラインがすっきりしてきたりといった変化が期待できます。一般的に、月1〜2回のペースで3〜6ヶ月程度継続することで、効果を実感できる方が多いようです。

また、エステでのケアに加えて正しい洗顔方法やスキンケア、表情筋トレーニングなど、家庭でできるセルフケアのアドバイスも受けられるため、より効果的にたるみ改善に取り組むことができます。

さらに、定期的な通院ではプロの目で肌状態の変化を確認してもらえるため、最適なケアプランの提案を受けられるでしょう。

顔のたるみをとるエステ施術

エステサロンで提供されるたるみ改善施術には、フェイシャルマッサージだけでなくRFや超音波など、さまざまな選択肢があります。

続いては、顔のたるみをとる施術はどのように働き、どのような効果が期待できるのかを解説します。

ラジオ波

ラジオ波は高周波による熱エネルギーを利用して、真皮層まで深く温めることができる美容技術です。皮膚温度を適度に上昇させることでコラーゲンの産生を活性化し、肌のハリや弾力を改善します。

また、脂肪細胞にもアプローチするため、フェイスラインのすっきりとした引き締め効果も期待できます。

温熱による心地よい刺激で血行も促進されるため、むくみの改善効果も。痛みもほとんどなく、むしろリラックスできる施術として人気です。

効果は個人差がありますが、通常4〜6回程度の施術を継続することで目に見える変化を実感できる方が多いといわれています。

月1回程度のメンテナンスを実施することで効果を持続させることが可能です。

光フェイシャル

光フェイシャルは、IPL(インテンス・パルス・ライト)という特殊な光を照射することで、複数の肌悩みに同時にアプローチできる総合的な美容治療です。肌全体の弾力アップと美肌効果が期待できるだけでなく、顔全体のトーンアップがかなううれしい効果も。

光の波長や出力を調整することでコラーゲン生成促進やメラニンの分解、毛細血管の収縮など、さまざまな効果が得られます。

EMSフェイシャル

EMSは「Electrical Muscle Stimulation(電気筋肉刺激)」の略で、微弱な電気刺激で筋肉を効率的に収縮させる技術です。

通常のトレーニングでは鍛えにくい細かい表情筋にもアプローチできることが特徴です。施術は専用のジェルを塗布した後、EMSパッドを顔の各部位に当てます。

刺激の強さは個人に合わせて細かく調整可能で、心地よい振動を感じる程度です。約20〜30分の施術時間で、施術直後から顔のスッキリ感を実感できる方もいます。

より確実な効果を実感するためには、週1〜2回程度の継続的な施術がおすすめです。

顔のたるみをとる美容医療施術

エステとは異なり、美容医療ではより専門的で強力なたるみ改善施術が提供されます。

続いては、ヒアルロン酸注入やHIFU(ハイフ)など、医療機関で受けられる施術の特徴と効果を解説します。

HIFU(ハイフ)

HIFU(ハイフ)は「High Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波)」の略称で、皮膚表面を傷つけることなく筋膜まで超音波エネルギーを届けることができます。この技術により、コラーゲンの生成が促進され、肌のリフトアップ効果が期待されます。

従来の美容治療ではアプローチが難しかった深い層への施術が可能になり、フェイスラインのたるみやほうれい線の改善に効果を発揮します。

施術時間も30分〜1時間程度と比較的短く、ダウンタイムもほとんどないため、忙しい方でも気軽に受けられる施術として人気です。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸は人体にもともと存在する成分であり、高い保水力と安全性が特徴です。
注入部位や量を調整することで、自然な仕上がりを実現できます。

特に、ほうれい線やマリオネットライン(口角から下に伸びるしわ)、涙袋の窪み、頬のボリューム不足などの改善に効果的です。施術時間は15〜30分程度と短く、その場で効果を実感できることが特徴です。

効果は半年〜1年程度持続し、徐々に体内で分解されていくため、定期的にメンテナンスを行うことがおすすめです。

フェイスリフト・糸リフト

フェイスリフトはたるんだ皮膚や筋肉を手術的に引き上げ、固定する施術です。顔全体のバランスを考慮しながら、自然な若返り効果を実現します。

一方、糸リフトは特殊な医療用の糸を皮下に挿入し、たるみを引き上げる比較的新しい治療法です。

フェイスリフトと比べると手術の負担が少なく、ダウンタイムも短いのが特徴です。両施術とも効果は個人差がありますが、フェイスリフトは5〜10年程度、糸リフトは1〜2年程度の持続が期待できます。

施術後は一時的な腫れや内出血が生じることがありますが、経験豊富な医師による丁寧なアフターケアで安心して治療に専念できます。

エステと美容医療の違いは?

エステと美容医療、どちらもたるみの改善に役立つものの、その施術内容や効果、持続性には大きな違いがあります。

ここではエステと美容医療のそれぞれの特徴を比較し、自分にあった選択肢を見つけるポイントを紹介します。

高出力機器の使用

エステや美容クリニックでのたるみケアでは、高出力機器が用いられることがあります。

特にリフトアップやフェイスラインの引き締めに効果が期待できるRFや超音波などの機器は人気が高く、小顔やほうれい線対策としても評判です。

高出力機器はエステサロンや専門クリニックでしか受けられないため、信頼できる技術と設備を備えた施設で受けましょう。

症状に適した施術方法

顔のたるみの悩みには年齢や肌質、原因によって最適な施術方法が異なります。

フェイシャルやリフトアップを目的としたケアには、表情筋のマッサージや美容機器を使った施術がメインです。一方、クリニックでは医療施術も加わるため、個々の症状に適したケアが可能です。

症状や悩みに応じた施術方法をチェックし、改善効果の高いアプローチを選びましょう。

トラブル時の薬の処方

美容医療でのたるみ治療やリフトアップ施術では、まれに肌に負担がかかることがありますが、クリニックでは医師の判断で薬の処方が可能です。

肌トラブルやほうれい線、シワに伴う炎症や赤みが生じた場合も、迅速な対応が受けられるため、安心です。

以下の記事では、ほうれい線の整形による治療のメリットとデメリット、改善方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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顔のたるみの原因

顔のたるみが生じる原因には、加齢による肌のコラーゲン減少や筋力の低下などが深く関わっています。特に30代後半から40代にかけて、これらの要因が複合的に作用し始め、たるみとして顕在化してきます。

ここでは代表的な理由を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

筋力の衰え

顔のたるみは、表情筋の筋力低下が原因となることが多く、年齢とともに気になる悩みの一つです。特に、頬を支える大頬骨筋(だいきょうこつきん)や目の周りにある眼輪筋(がんりんきん)の衰えは、顔全体の印象を大きく左右します。

これらの筋力低下に対しては、エステでの専門的なマッサージや、自宅でできる表情筋トレーニングがおすすめです。

特に、口角を上げる運動や目を大きく開閉する運動は、日常的に取り入れやすい基本的なトレーニングです。継続的な筋力ケアにより肌のハリを取り戻し、自然なリフトアップ効果が期待できます。

コラーゲン不足

年齢と共に減少するコラーゲンは、肌のたるみや弾力低下に大きく影響します。

くコラーゲンは20代をピークに年々減少し、30代後半から急激な減少が始まります。40代では、20代の半分程度までコラーゲン量が低下するとされています。

肌の真皮層で産生される重要なタンパク質であるコラーゲンは、肌の弾力性やハリ、みずみずしさを保つ重要な役割を果たしています。

むくみや体重増加

むくみや体重増加による顔のたるみは、顔全体のフェイスラインに影響を与え、特に目元やほうれい線が目立つ原因となります。このむくみの主な原因は、リンパ液や血液の循環不良、水分や塩分の過剰摂取などが挙げられます。

また、急激な体重の増減は皮膚の弾力性を低下させ、たるみを助長することもあるのです。

姿勢の悪さ

姿勢の悪さは首や肩周りの筋肉に影響を与え、顔のたるみやフェイスラインの崩れを引き起こします。特に、スマートフォンやパソコンの長時間使用による「前傾姿勢」は、首の筋肉に負担をかけ、顔の血液やリンパの流れを妨げる原因となります。

また、悪い姿勢が習慣化すると、顔の筋肉バランスが崩れ、非対称なたるみを引き起こしかねません。

美容サロンでの整体や矯正施術では、首や肩周りの筋肉の緊張をほぐし、正しい姿勢へと導きます。

日常生活では、デスクワーク時の姿勢チェックや、定期的なストレッチ、首や肩の運動を意識的に取り入れることが重要です。

また、就寝時の枕の高さや寝方にも注意を払い、顔の血行やリンパの流れを妨げないよう配慮することで、たるみ予防につながるでしょう。

セルフケアで顔のたるみをとる習慣

たるみ改善には興味があるものの、肌への負担やコストが気になるという方も多いでしょう。

ここでは、コストを抑えながら効果が期待できる、セルフケアについて紹介します。
取り入れやすいものから、ぜひ実践しましょう。

スキンケア・保湿

肌のたるみケアには、日常のスキンケアと保湿が欠かせません。フェイシャル用の美顔器を使って自宅で簡単にできる保湿ケアを取り入れることで、シワやたるみの改善につながります。

エステでの定期的なフェイシャルコースと自宅でのセルフケアを組み合わせると、より高い美肌効果が期待できます。

紫外線対策

紫外線は肌のたるみを引き起こす原因の一つです。そのため、日ごろからUVケアを徹底することで、たるみとシミ・シワ防止が可能になります。

年間を通じた紫外線対策が、たるみの予防と美肌維持につながるため、ぜひ日常生活に取り入れましょう。

正しい姿勢

たるみ対策には正しい姿勢を保つことが重要です。猫背や首の傾きは、顔や首周りの筋肉に負担をかけ、フェイスラインの崩れやシワの原因になります。

整体や矯正を受けることで姿勢を整え、たるみを解消する効果が期待できるため、信頼できるプロの施術を受けましょう。

表情筋のトレーニング

表情筋を意識したトレーニングは、フェイシャルのリフトアップに効果的で、目元やほうれい線をケアするのにも適しています。

日常生活に取り入れることで、シワやハリ不足に悩む年齢肌にも効果が期待できます。スキンケアや寝る前のスキマ時間などに、ぜひ取り入れてみましょう。

首や肩のストレッチ

首や肩の筋肉の緊張は、顔のたるみにも関わります。美容サロンでのストレッチコースや、セルフケアでの簡単な首肩ストレッチを行うことで、顔のリフトアップやフェイスラインの引き締めが期待できます。

バランスの取れた食事

バランスの取れた食事はたるみ改善の基本です。ビタミンやコラーゲンを豊富に含む食事を取ることで、肌の弾力やハリが向上し、リフトアップ効果が期待できます。

自宅で手軽に取り入れられる食事で、内側からのケアを行いましょう。

質の高い睡眠

良質な睡眠は、フェイシャルやリフトアップに欠かせない重要な要素です。たるみ改善のためには、肌が再生される夜間に十分な睡眠を取ることが推奨されます。

睡眠の質を高めることで、フェイスラインの引き締めや美肌効果が得られ、肌の健康とハリが向上します。

肌の負担や費用を抑えて顔のたるみを改善する方法

気になる顔のたるみを改善したいけれど、「美容医療は費用が高額そう」「施術による肌への負担が心配」という声をよく耳にします。

確かに、たるみケアにはさまざまな選択肢がありますが、必ずしも高額な施術や肌に負担のかかる治療だけが解決策ではありません。

実は、たるみの原因を正しく理解し、適切なアプローチを選ぶことで、肌への負担も費用も抑えながら効果的な改善が可能です。

顔のたるみは肌の深い層から発生する

顔のたるみの本当の原因は、以下のような目には見えない深い層に潜んでいます。

  • 真皮層のコラーゲン減少
  • 深層部の筋力低下
  • 顔の骨格の下垂

これらの要因が重なり合い、年齢とともに進行していきます。特に注目すべきは、重力の影響で骨格まで下がってしまうという点です。表面的なケアだけでは、この深層からの変化を防ぐことはできません。

つまり、顔のたるみ対策には、表面的なスキンケアだけでなく、骨格からのアプローチが不可欠です。

骨格や筋肉にアプローチして土台から整える

顔のたるみの本質的な原因は、誰もが避けられない加齢とともに進行する「骨格の変化」です。

特に注目すべきは、上顎骨と下顎骨の角度差が徐々に広がっていくことです。さらに、下顎骨が下方へ移動しながら横に広がっていくことで、たるみやほうれい線が形成されていきます。

小顔整顔専門サロン AGO TOKYO SALON」では、頭蓋骨の縫合のロックを丁寧に解除することで、顔のパーツが本来あるべき位置に自然と戻りやすい状態を作り出します。

ここで重要なのが、決して強い刺激を与えないことです。過度な刺激は筋肉と皮膚の滑走性を損なわせ、かえってたるみを助長してしまう可能性があります。そのため、繊細なタッチで、骨格を優しく本来の位置へと導いていくことが大切です。

一時的な効果を追い求めるのではなく、骨格という土台から丁寧に改善していく本質的なアプローチによって、自然で持続的な小顔効果を実現できます。

まとめ

顔のたるみは、年齢を重ねるごとに多くの人が直面する悩みですが、適切なアプローチを取ることで改善が可能です。エステや美容クリニックでの施術は、肌の深層部にアプローチし、骨格や筋肉を整えることで、効果的なリフトアップを実現します。

また、セルフケアとしての表情筋トレーニングやバランスの取れた食事、質の高い睡眠を取り入れることで肌のハリを保ち、若々しい印象を持続できます。

自分に合ったケアを行うことで、顔のたるみを解消し、美しいフェイスラインを手に入れましょう。内側からの健康と外側からのケアを両立させ、真の美しさを引き出してください。

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この記事を書いた人

「小顔整顔専門サロン AGO TOKYO SALON」代表。オールハンドで美容整形級の変化をもたらすAGOメソッド®を開発。女性の経済的、時間的自由を実現するセラピストスクールは380名以上が受講。

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