コルギは、小顔効果やフェイスラインの改善を目的とした美容法として、多くの人に人気があります。しかし、その強い圧力や施術の痛みに不安を感じる人も少なくありません。
この記事では、コルギの施術を検討している人のために期待できる効果やメリット、また、リスクやデメリットも詳しく解説していきます。
コルギはやめたほうがいい?その理由とは
コルギは、小顔効果やリフトアップなど美容効果が期待できる一方で、施術中の痛みや術後のリスクが気になる人も多い美容法です。
特に、強い圧力をともなうため、体質や肌の状態によってはデメリットになることも。
まずは、コルギをやめたほうがいいと言われる主な理由を具体的に解説します。施術を受ける前にリスクをしっかり理解し、適切な選択をしてください。
激しい痛みがある
コルギは骨にアプローチする強力なマッサージ法であり、施術中に激しい痛みをともなうことがよくあります。
特に顔の骨や筋肉に直接的な刺激を与えるため、痛みを感じやすいです。個人差はありますが、痛みが強すぎて施術を続けられないケースもあります。
そのため、痛みに弱い人や敏感肌の人は注意が必要です。過度な圧力をかけ続けると、逆に筋肉を傷めることもありますので、サロン選びを慎重に行いましょう。
頭痛や吐き気を感じやすい
コルギは、リンパや血行を促進するため、体内循環が急激に変化するケースがあります。その結果、一部の人は頭痛や吐き気を感じることも。
特に、施術後すぐに日常生活に戻る際にこの症状が出やすいと言われています。これらの症状は、好転反応と言われる一時的なものとして改善する場合がほとんどです。
しかし、症状があまりにも深刻な場合は、継続的な施術は中止したほうが良いでしょう。コルギを受ける際には、自分の体調を考慮することが大切です。
あざや内出血ができる場合がある
コルギは強い圧を加える施術であるため、肌が敏感な人や血行が良くなる過程で、あざや内出血ができる場合があります。
特に顔周りは皮膚が薄く、ダメージを受けやすい部分なので、無理な圧力をかけすぎると内出血が目立ちやすいです。
このようなトラブルを防ぐためには、事前に肌の状態や体調をサロンに伝え、圧の強さに配慮した施術を受けましょう。
やめると元に戻りやすい
コルギの効果は一時的なもので、継続的に施術を受けないと小顔効果が失われたりフェイスラインが元に戻ってしまったりする可能性もあります。
特に、むくみや筋肉の張りがフェイスラインの崩れに影響している場合、顔の大きさを改善するためには定期的なケアが重要となります。
そのため、これらの原因が改善されない限り、一度小さくなった顔も次第に元の状態に戻ることが多いです。
さらに、持続的な効果を得るためには、数回の施術では不十分です。長期間にわたり施術を続けることが求められる場合が少なくありません。
定期的にサロンに通うことが負担となる人も多く、金銭的にも時間的にもコストがかかる点がデメリットとなり得ます。
施術者によって技術に違いがある
コルギは熟練した技術を持った施術者によって効果が大きく異なります。施術者の経験や知識が不足している場合、逆に効果が出なかったり、痛みやトラブルを引き起こしたりするおそれがあります。
そのため、信頼できるサロンや整体院選びが重要です。事前に口コミや評判を確認して施術者のテクニックに定評があるかなど、サロンのレビューを参考にすると良いでしょう。
コルギに後遺症はある?
コルギは効果の高い施術として知られていますが、一方で後遺症のリスクが心配されることもあります。
特に、強い圧力が顔面神経を圧迫してしまう可能性も。その他にも顔の腫れや色素沈着といった症状が挙げられます。
ここでは、コルギの後遺症に関する情報、施術を受ける前に知っておくべき注意点を紹介します。
施術後に後悔しないためにも、コルギのリスクについて十分な理解を深めておきましょう。
色素沈着が起きる可能性がある
コルギの施術によって内出血やあざができた場合、それが治る過程で色素沈着が残る可能性があります。特に、肌が弱い人や敏感肌の人は注意が必要です。
色素沈着は時間とともに薄くなりますが、完全に消えるまでには時間がかかります。肌トラブルを避けるためにも、適切な強さで施術を受けることが重要です。
また、カウンセリングで事前に肌の状態を施術者にもしっかり伝えましょう。
腫れと痛みが残るリスクがある
施術後、顔が腫れたり、痛みが数日間続くケースもあります。これは骨や筋肉に強い刺激を与えるため、体がその変化に反応している証拠です。
通常、時間とともに腫れや痛みが引きますが、腫れが長引く場合や痛みが強い場合は、施術が体に合っていない可能性も考えられます。
症状が続く場合は、施術を受けたサロンに相談するか、医師の診察を受けることを検討しましょう。
皮膚がたるむことがある
コルギは顔の筋肉や骨に強い刺激を与えるため、逆に皮膚がたるむリスクがあります。
特に、年齢とともに肌の弾力が減少している場合、強い圧力がかかることで皮膚が伸びやすくなり、たるみが生じるケースもあります。
しかし、施術後に適切なケアを受けたり、施術の頻度に気をつけたりすれば、たるみのリスクは最小限に抑えられます。自分でも施術後の肌状態をしっかり確認しましょう。
コルギを受けるべきでない人の特徴
小顔効果が期待できるコルギですが、誰もが施術を受けられるわけではありません。健康状態や肌のコンディションによっては、施術が逆効果になる場合もあります。
ここでは、コルギを受けるべきでない人の特徴について詳しく解説します。
自分が施術に適しているかを判断するためにも、ぜひ参考にしてください。
ニキビや肌荒れなど皮膚の疾患がある
コルギは強い刺激をともなう施術であるため、ニキビや肌荒れなどの皮膚トラブルがある人には適していません。皮膚トラブルがある状態で、肌に強い圧力を加えると、症状が悪化する恐れがあります。
特に、炎症がひどい場合は、コルギを受ける前に皮膚の状態を改善してから施術を検討するべきです。
肌トラブルがある人は施術前に必ずサロンに伝え、別のケアを相談しましょう。
インプラントや歯列矯正中
インプラントや歯列矯正をしている人も、コルギの施術は控えたほうが良いとされています。強い圧力が顎や口元に加わると、インプラントや矯正器具に負担がかかり、口内トラブルを引き起こす可能性があるからです。
施術中に歯列矯正器具が動いてしまうこともありますので、インプラントや矯正中の人は事前に施術者と相談し、安全な施術方法を選びましょう。
妊娠中や顎関節症を持っている
妊娠中の人や顎関節症を持っている人に対しては、コルギのような強い圧力をともなう施術は推奨されていません。
特に、妊娠中はホルモンバランスが大きく変化し、体が通常よりも敏感な状態になります。そのため、強い刺激を与える施術は、体に負担をかけたり、母体や胎児に悪影響を与えたりするおそれがあります。
さらに、妊娠中期以降は血流が変化しやすく、圧力を加える施術によって血圧や体液の循環に影響が出るリスクも考えられるため、施術は控えたほうが良いでしょう。
また、顎関節症を持っている人は、顎の関節や筋肉にかかる圧力が症状を悪化させるリスクがあります。
顎関節症は、顎の関節やその周辺の筋肉が過度に緊張し、痛みや開口障害を引き起こしやすい状態です。そこに強い圧力をかければ、症状が悪化してしまう可能性があります。
場合によっては顎関節の痛みが増したり、関節自体の動きが制限されたりするリスクもあるので注意が必要です。
コルギに期待できる効果
コルギは、小顔やリフトアップなど、さまざまな美容効果が期待できる施術です。
ここでは、具体的にコルギでどのような効果が期待できるのか、詳しく解説していきます。
効果を最大限に引き出すための施術方法や注意点をぜひご参考ください。
小顔効果
コルギの代表的な効果の一つに、小顔効果があります。骨格の歪みや筋肉にアプローチすることでフェイスラインが整いやすくなります。
顔全体の血流がよくなると、顔のむくみが取り除かれ、顔を小さく見せる効果が期待できるのです。
また、定期的な施術によって、顔の歪みや張りを改善し、バランスの取れたフェイスラインを作り出すことも可能です。
ただし、一度の施術で大きな変化を感じることは少ないため、継続的なケアが必要です。
エラ張りの改善
エラ張りの原因の一つは、顔の筋肉の過剰な緊張です。
コルギはこの筋肉に働きかけ、緊張を緩和することでエラ張りを改善する効果が期待できます。施術を重ねればエラが目立たなくなり、顔全体がすっきりと見えるようになります。
ただし、効果には個人差があり、完全にエラを無くすことは難しいでしょう。
エラ張りの原因やフェイスラインの整え方は、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
ほうれい線の改善
コルギによって顔の筋肉や皮膚が引き上げられ、ほうれい線の改善が期待できます。
加齢によってたるみが出やすくなる頬や口まわりに、しっかりとアプローチすることで、ほうれい線が薄くなり、若々しい印象を取り戻すことができるでしょう。
特に、定期的に施術を受けることで、ほうれい線の深さが軽減される効果が期待されます。
ただし、劇的な効果を求める場合は、体全体の歪みを整える骨盤矯正など他の施術と併用することを視野に入れておきましょう。
むくみやたるみの改善
コルギはリンパの流れを促進するため、むくみの改善に効果的です。
特に、顔のむくみやたるみが気になる人には、この施術が役立ちます。リンパの流れがスムーズになることで、老廃物が排出され、顔全体が引き締まるように感じます。
また、たるみによって崩れたフェイスラインを整えることができ、美しい印象を与える効果も期待できます。
そもそもコルギはどんな施術?
骨気(コルギ)という言葉を耳にすることはあっても、具体的にどのような施術かを知っている人は多くありません。
韓国発の美容法であるコルギは、骨や筋肉にアプローチする独特な手技で知られています。
続いては、コルギの基本的な施術内容や原理、どのような美容効果をもたらすのかを解説します。初めてコルギを受ける方は、基本情報としてしっかりおさえておきましょう。
骨にアプローチする韓国発の美容法
コルギは、韓国発祥の伝統的な美容法であり、独自の技術を用いて顔や体の骨に直接アプローチするのが特徴です。
この施術法では、熟練した施術者が手技を使い、骨の位置を矯正すると同時に、筋肉のバランスを整えていきます。その結果、引き締まった美しいフェイスラインを作り出すとされています。
特に、小顔効果が非常に高いと評価されており、エステサロンや整体院で人気です。
さらに、顔の歪みを整えたり、頬骨の位置を正したりすることで、若々しく健康的な印象を与える効果も期待できます。
しかし、骨や筋肉に強く働きかけるため、即効性がある一方で、施術中に痛みを感じやすい点は注意が必要です。
手技でリンパや血行を促進する施術
コルギは、骨へのアプローチだけでなく、リンパの流れや血行を促進する効果もあります。
顔や体全体のラインがすっきりと引き締まるため、よりシャープな印象が演出できます。
また、リンパや血行の促進により、体内の老廃物が効果的に排出されるため、肌のトーンも明るくなります。
さらに、コルギにはリラクゼーション効果もあり、施術後には全身が軽く感じられたり、疲労感が軽減したりするケースもあります。そのため、むくみの解消や小顔効果だけでなく、ストレス解消や疲労回復を目的としてコルギを選ぶ人も多いです。
コルギに関するよくある質問
実際にコルギを受けてみたいと思っても、施術の痛みや効果の持続性など疑問を抱くことが多いのではないでしょうか。
最後に、コルギに関してよく寄せられる質問をピックアップし、それぞれ詳しく回答していきます。
これから施術を受ける人や、他の方法と比較したい人は、ぜひ参考にしてください。
まとめ
コルギは、韓国発祥の美容整体で、小顔効果やフェイシャルケアに注目される施術法です。
骨や筋肉に直接働きかけ、フェイスラインを整え、リンパの流れを促進しむくみを改善します。
全身のラインも整えるため、美容に関心の高い方に人気がありますが、内出血や腫れといったリスクも伴うため、施術前に信頼できるサロンを選び、リスクについて確認することが大切です。